2019年春夏のユニクロUで一際目立っていたのが、このTシャツ。とにかくグラデーションが美しい。同系色のグラデーションなので、派手すぎず、大人っぽく、発売日にオンラインストアで即購入しました。あまりに素晴らしかったので、家族にも購入し、プレゼントしたほどです。
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グラデーションの技術に脱帽!
届いて驚いたのが、このグラデーションはプリントではなく、一本一本糸の色が違うのです。ニット素材なら、編みながら色を変えることもできます。ボーダーTなど、ある程度の太さで糸の色が違うのもあります。しかし、一本一本糸の色を変えてグラデーションにした布地を筆者は初めて見ました。
ネイビーのTシャツの糸の色は、黒、紺、青、緑、紫、少なくとも5色が確認できます。パープルのTシャツの糸は、青紫、赤紫、紺、オレンジ、緑の6色が見えます。これが2000円? ユニクロの技術力とクリストフ・ルメール率いるデザイナーチームのアイディアに脱帽です!
厚手ながらストレッチ性ある布地とリラックスシルエットのサイズ感
布地は他のユニクロUのTシャツと同様、超厚地です。ヘビーウエイトジャージー素材とのことで、厚手ながら、ストレッチ性もあり、ツヤもなかなかなものです。かなり耐久性がありそうです。手触りもさらりとしています。表示では綿100%ですが、ドライ素材が入っているような不思議な布地。
サイズ感は、オーバーサイズ、リラックスシルエットと思った方がよいでしょう。筆者は通常M〜Lサイズで、余裕をもって着たいと思いLサイズを購入したのですが、かなり大きかったです。いったん返品し、Mサイズを再度購入。こちらがちょうど余裕をもって着られるサイズでした。
普段XLを着ている家族に買ったXLサイズはちょうどいいとのことだったので、このアイテムに限ってはジャストでよさそうです。ユニクロUは商品によってサイズ感が異なるので、試着をオススメします。写真の上がユニクロ通常ラインのボーダーTシャツMサイズ、下が本商品です。
肩の切り替えでも切れないグラデーションと襟元は単色ボーダー?
ユニクロUのボーダー商品は、胸から腕にかけての切り替えで、グラデーションが続いて見えます。他社の安いボーダーカットソーはボーダー位置がずれていることもままありますが、そこはクリストフ・ルメールのデザイナーチーム。本商品のような細かなグラデーションでも綺麗に揃えて裁縫してあります。
襟元を見ると、ネイビーは青と黒、パープルは紫と黒のボーダーに見えて、オシャレです。しかし、拡大して見ると、ネイビーは緑、紺、黒、パープルはピンク、赤紫、青紫のグラデーションでした。これはよく見ないとわかりません。細かい所までこだわるルメール ・チームは凄いです。
裾にサイドスリットが欲しかった!
唯一、筆者が残念に思ったのは、裾にサイドスリットがないことです。サイドスリットがあると、筆者のようなお腹ぽっこりでもシルエットが崩れず、体型隠しになります。ユニクロのヘビーウエイトの商品にはサイドスリットがある商品もあるので、ここは取り入れ欲しかったところ。写真下はスリットの入ったユニクロ・アンダーソンのボーダーTシャツです。
色は3色、どれにしようか迷います
色はイエロー、ネイビー、パープルの三色。シックなネイビーグラデーション、派手すぎないパープルグラデーション、明るいイエロー、どれも捨てがたいです。筆者はネイビー、パープルを購入しましたが、あまりに素晴らしいので、イエローも購入したいと思います。
2018年秋冬から、ユニクロUではイエロー、ネイビー、パープルの商品を様々出しています。これは、同系色のアイテムをレイヤードするとオシャレだよ、というルメール ・チームの提案ではないかと思います。筆者は本Tシャツに同色のオープンカラーチェックシャツを重ねて着ようと思います。
本商品を細かく見ていくと、ルメール ・チームのこだわりが沢山見つける事が出来ました。春はジャケットのインナーに、夏は一枚で、脱地味、装飾性トレンドに一枚いかがでしょうか? 価格は1990円(+税)