2018春夏ユニクロU「コットンクルーネックセーター」は肉厚素材でハイコスパ!洗濯機で洗える。

ユニクロUの2018年春夏コレクションの販売が始まりました。2月、3月に販売予定のアイテムも控えていますが、多くが出そろったといっていいでしょう。

ラインアップされているニット類の中でもっとも厚手素材で肉感のある、こちらのアイテムを紹介します。

厚手素材は体型隠しに最適

綿100%のサマーニットですが厚手生地なので春夏アイテムではあるものの、販売時期の1月末から2月からでも着ることができます。そのためか、値段も同時に展開されている他のニット類と比較すると3990円(+税)と1000円ほど高くなっています。

生地の厚みは痩せていても太っていても体型を隠す上では重要です。インナーとして使っている分にはそもそもアウターで隠れる場合も多いので気にならないことも多いですが、春の一枚着のタイミングなどは骨っぽい肩や、ポッコリ出たお腹を隠してくれるので助かりますね。

襟は厚手生地の影響で普通のクルーネックよりもやや高く見えます。太めの襟でカジュアル感が強いと思いきや、モックネック程の高さはありませんが、首が詰まっているというよりは上品な首元です。

シルエットとサイズ感

167㎝、51㎏の痩せ型で、通常はMサイズがジャストなのですが、少々大きめにLサイズを購入しました。着丈が短いからです。

サイズ展開は店舗ではS~Lサイズ。オンラインストアではXL、XXLまで展開されています。着丈はSサイズで58㎝、Mサイズ61㎝、Lサイズ64㎝、XLサイズ67㎝、XXLサイズ70㎝となります。

コットンモックネックセーター(長袖)+Eと比較してもLサイズでも69㎝あります。なぜ着丈に注目するかというと、短すぎると腰位置がバレてしまい、短足に見えるからです。

1サイズアップでちょうどお尻が半分隠れます。この程度の着丈であれば体型隠しによる足長効果が得られます。

着丈が短い理由は、恐らく肉厚感の影響だと考えられます。裾がリブでサイドスリットがないので、着丈が長いと生地に重みがあり、動きにくくなります。

ライフウエアを提供するユニクロらしい配慮かと思いますが、GUであれば遠慮なく着丈を長くしたかもしれませんね。

サイズアップした影響は袖丈に出ます。Sサイズ58.5㎝、Mサイズ60.5㎝、Lサイズ62㎝、XLサイズ63.5㎝、XXLサイズ64.5㎝。筆者の場合、袖を下した状態で中指の第二関節まで隠れるので、やや長くなってしまいます。

肩幅も落ちて少しゆったりした印象。Sサイズ43㎝、Mサイズ44.5㎝、Lサイズ46㎝、XLサイズ48㎝、XXLサイズ50㎝です。身幅はSサイズ47.5㎝、Mサイズ50.5㎝、Lサイズ53.5㎝、XLサイズ57.5㎝、XXLサイズ61.5㎝となります。

洗濯は基本的に手洗い推奨

エクストラファインメリノシリーズを筆頭に洗濯機で洗えるニットが注目を集める中、こちらは手洗い推奨です。とは言え筆者は面倒くさがりなので、ネットに入れて中性洗剤で時短モード、他の洗濯ものと一緒に洗濯機で洗いました。

ところが取り出してみると水が染み込まずしっかり洗えていない部分が。別の洗濯ものがあったため、直後にもう一度洗い直し。取り出したニットは先ほどとは違い水が染みわたっており、デニムかと思うほどに硬く、重たくなっていました。

各ご家庭の洗濯機に差はあるかもしれませんが、通常モードや、水量を増やすなどして対応していただければと思います。もちろん生地に負担をかけないためにも手洗い推奨という洗濯表記は納得できるものです。

手間を惜しまず大事に着たいという方はもちろん、基本的には手洗い推奨です。色落ちや色移りも見られませんでした。

洗濯後の表情ですが、袖・裾のリブもしっかりしており、数回の洗濯でへこたれるようなことはないでしょう。襟もかなり丈夫そうです。こちらもよれたり伸びたりはありません。上述した生地の厚みの影響はメリットの方が多いように感じます。

春らしくか、ベーシックを楽しむか

35 BROWN、09 BLACK、01 OFF WHITE、04 GRAYの4色展開。2色の糸を使うことと、ざっくりとした編目から、単色にはない表情のある風合い。ニットに限らずですが、今回のユニクロUコレクションでは「何色?」と思えるようなくすんだ色味の中間色が多く展開されています。

コットンモックネックセーター(長袖)+Eやオープンカラーシャツ(長袖)+Eのパープルは、はっきりとした紫色ではなくおしるこのようなあずき色を連想させます。スウェットプルパーカ(長袖)+E、クルーネックT(半袖)のレッドは、真っ赤ではなくピンクがかっています。

これは今回の目玉と言っていいスモーキーカラーのトレンドの影響。流行色であり、オシャレに見られやすい色なので注目度が高いです。

また、冬の黒ばかりのコーデに春を感じさせ、華やかさを与えてくれます。

どのカラーも魅力的ですが、筆者が選択したGRAYはスモーキーな霞がかった発色が特に伝わりやすいかと思います。グレーとホワイトの糸で編まれており、青みの強い発色。店舗でタグを見るまでブルーかネイビーだと思っていました。

BROWNは販売時期である1・2月頃に取り入れるなら特にオススメ。落ち着いた色味で、暖色系のためウール素材ではないこのアイテムでも寒そうな印象は与えません。もちろん春にスラックスなどと合わせて着用することで大人の余裕を感じる着こなしもできます。

BLACKは最後まで悩んだ色です。白い糸が編まれており、真っ黒ではないため表情があります。二色の糸を使った良さが一番出ている色と感じます。黒いニットはすでに持っているという方でも、是非候補に入れていただきたい一品。

もしも黒ニットがワードローブにないようであれば間違いなく買いです。ただの黒ではないいつもと違った印象に驚きますよ。

最後にOFF WHITEです。こちら他の色に比べると魅力が伝わりにくいのですが、ざっくり編みとの相乗効果でのっぺりとした表情にはなっていません。例えばケーブルニットやローゲージニットは編目が装飾的で、脱地味効果があります。しかし同時に子供っぽくもあります。

スーツのインナーに使うようなハイゲージニットであれば、大人っぽさは獲得できる一方、つるっとしていて装飾性はなく面白味がありません。ロングコートを合わせた場合、サラリーマンに見られる危険性もあり、オシャレとはベクトルが違ってきます。

WHITEはこの中間。大人っぽさを獲得できる一方、白ニットながら地味に感じません。ざっくり編みで色のあるニットは少々カジュアル感が強いため子供っぽく見えます。黒スキニーに合わせてデートするなら真っ先にオススメできるカラーです。

何かと生地の厚みが目立つアイテムではありますが、選ぶカラーによって着こなしのふり幅の多いアイテムです。

ベーシックから脱地味への第一歩と考えるなら白、黒。春らしく色を取り入れようと考えるならスモーキーカラーへのチャレンジをオススメします。

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TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。