2020年春夏ユニクロUのコットンリネンジャケットで大人のリラックススタイルを楽しもう

今回紹介するアイテムは、ユニクロUのコットンリネンジャケットです。シルエットがゆったりしているものの、素材にツヤ感があり、子供っぽくありません。大人も楽しめるゆったりシルエットのジャケットとしてオススメです。

リラックス感のあるシルエット

ユニクロUの2020年春夏コレクションが2020年2月21日に発売になりました。ユニクロUはクリストフ・ルメールが率いるデザインチームが手がけるコレクションです。ルメールは、かつてエルメスのデザイナーをつとめたこともある世界トップクラスのデザイナーです。今回は、コットンリネンジャケットを購入しましたので、ご紹介します。

今回のユニクロUでは、テーラードジャケットは2アイテムがリリースされています。テーラードジャケットとコットンリネンジャケットで、どちらもリラックス感のあるシルエットですが、今回紹介するコットンリネンジャケットの方がよりゆったりしたシルエットです。ちなみにどちらのアイテムもセットアップとして着用可能なパンツもリリースされています。


https://bit.ly/3bUfpfo

こちらの写真がユニクロのオンラインショップに掲載されているものです。かなりゆったりしており、かつ丈が長いアイテムです。またウエストのくびれはほとんどなくストンとまっすぐしたシルエット。

ゆったりしたシルエットでありながらリネン混の素材でハリとツヤがあり、大人が着てもだらしなくならず、全体として上品なアイテムになっています。

本アイテムがどのぐらいゆったりしているのか、同じユニクロのスリムシルエットの感動ジャケットと数値で比較して見ましょう。どちらもサイズMで比較すると、着丈では本アイテム74cm、感動ジャケット69cmと5cmもの差があります。身幅は本アイテム56.5cm、感動ジャケット53cmでこちらも3.5cmの差があります。このように数値で比較してもはっきりとした違いがありこの違いによりゆったりしたシルエットになっていることがわかります。

アイテムの特徴

ラペル(襟)のボタンホールを止められるボタンがついていて、このボタンを止めて着用することができます。このボタンひとつだけを止めてインナーを見せるという着こなしもおもしろいです。

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後ろから見るとこのようになります。ベントといわれるスリットはついていないノーベントです。

左の胸部にはポケットが付いています。

また、ジャケットの下部には、左右ともにポケットが付いています。ポケットは、胸部のものも下部のものもパッチポケットという作りになっています。これはポケット部分を布の上から縫い合わせる構造になっているもので、カジュアルなジャケットでよく見られるものです。

袖にはボタンはなく、シンプルなデザインです。

ジャケットの前身頃には裏地があり二枚重ね、背中部分は裏地なしの一枚構成になっています。

下部ポケットの上部の隅はこのように補強材があててありました(裏地の影になっていますがもう片方も同様です)。ポケットの縫い合わせ部分は、力がかかり破れやすい箇所になりますので、このような補強材はありがたいところです。ライフウェアを標榜するユニクロらしい丁寧な作りと言えるでしょう。

素材・色・サイズ感

素材は、表地・裏地ともに、綿77%、麻33%です。麻は夏の高級素材でツヤ感と独特のシワ感が出る素材です。このアイテムの素材では麻が33%で、ちょうど良いツヤ感があるものの、リネン特有のシワ感は少なく、ハリがあってキレイな生地感です。この生地による高級感により、ゆったりとしたシルエットでありながら子供っぽくならないというこのアイテムの特色を出せていると言っていいでしょう。生地は薄いため、夏でも着ることができます。リネン混の素材ですが、手洗いでの洗濯が可能なのもうれしいところです。

色は、黒、ブラウン、ネイビーの3色です。今回はブラウンを購入しました。個人的には薄いベージュのようなペールトーンのカラーがあっても良かったように思います。サイズは、XSからXXLの6サイズ展開ですが、XS・XL・XXLはオンラインのみの扱いとなります。もともと着丈も長くゆったりしたサイズですので、ゆったり目に着たい方でもジャストサイズを選ぶのが良いかと思います。165cm、57kgの筆者はSサイズを選びました。

このようなゆったりしたシルエットのジャケットはユニクロの通常ラインでは見かけないものです。ゆったりしつつも大人が着られるような上質なジャケットですので、ぜひ一度店頭で袖を通して見られてはいかがでしょうか。価格は7990円(+税)です。

バラバシ

この記事を書いた人

バラバシ

身長165cm 体重58kg 靴24.5cm

イタリア的なファッションに惹かれつつもフランスもいいなとか多方面に手を出し被服費が家計を圧迫気味。最近はネイビーのアイテムに目がない。足が小さく服屋さんの靴ではサイズが合わないことが最近の悩み。