2020年春夏ユニクロUのクルーネックTは過去最多の驚異の16色ラインアップ。おすすめカラーは?

2020年ユニクロU春夏コレクションの本格的な販売開始を目前に、先行で展開されているアイテムがあります。今回ご紹介する「クルーネックT」もそのうちのひとつ。定番カラーを含め毎シーズン新色も展開しており、11種類が展開されています。また3月には5色が追加され、全16色となります。

一体どこまで増え続けるのか。シンプルなデザイン、ややゆとりのあるシルエット、しっかりとした素材感など安定したクオリティを保っており、特に素材感は年々よくなっているようにも感じます。早速詳細を見ていきましょう。

注目の春夏らしい晴れやかなカラーラインアップ

今回は「00 WHITE」「02 LIGHT GRAY」「09 BLACK」「22 ORANGE」「30 NATURAL」「35 BROWN」「53 GREEN」「67 BLUE」「68 BLUE」「71 PURPLE」「72 PURPLE」の11色が販売中。


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春夏らしく爽やかさを感じるカラー展開ですが、筆者は「72 PURPLE」を購入しています。通販サイトの画像では赤味を帯びたBROWNのように見えますが、実物の色味とは全然違います。本稿に掲載してある写真をご参考に。


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同色合いの「71 PURPLE」も素敵です。毎度こう言った色味をメンズで、しかもいやらしさ無くヨーロッパライクな中間色で作っていただけることが本当にありがたい。妖艶さは一歩間違えればキザな印象にもなり得る危険な色です。抵抗感無く、オシャレなニュアンスカラーのため、シンプルな着こなしにもしっかり個性をプラスしてくれるでしょう。


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次に「30 NATURAL」こちらも新鮮。と言うのも、レデイ-スではこういったカラーはインラインであってもよく目にするのですが、メンズではなかなかありません。そしてようやくメンズでの展開。ハッキリとした白黒のコントラストとは違った、柔らかく、ひと味違った印象で着られますよ。是非お試し下さい。筆者も購入しています。

(左:デニムオーバーサイズシャツ00 WHITE/中央:クルーネックT30 NATURAL/右:ソフトニットフリースハイネックT31 BEIGE)

比較してみました。ベージュとホワイトの中間と言った色味です。


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「67 BLUE」「68 BLUE」こちらもくすんだ発色で、かなり珍しい展開色です。同色でトーンをずらしたカラーバリエーションが多いですが、こちらもそのうちのひとつ。多色買いできるくらいのコスパのよさは、もう狙っているとしか思えません。


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「35 BROWN」も「NATURAL」同様にルメールっぽい色使いです。茶系の着こなしは、モノトーンに飽きた方にぜひ挑戦していただきたい色です。この色に限りませんが、ユニクロUの他の展開アイテムとも相性が良さそうなので、いろいろと組み合わせてみるのも面白そうです。


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「22 ORANGE」「53 GREEN」は目の覚めるようなハッキリとした色合いではなく白が混じったようなやわらかな発色。案外どんなものにも合わせやすく、色を使っていても子供っぽくなりすぎないのが長所です。


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「02 LIGHT GRAY」は、「00 WHITE」「09 BLACK」同様に定番化していますが、相変わらずの発色です。一枚着するにはやや部屋着っぽいですが、テーラードジャケットのハズし等使える場面もある一着。


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当然「00 WHITE」「09 BLACK」はハズレなしの定番カラー。通年販売されているため、時期を問わず店舗で見かけます。通販サイトのコメント欄を見ても「購入した」と言う声が多いのもなんだかんだこちらのように感じます。無理して買い足す必要はありませんが、いつでも買える安心感があります。迷ったらこれ。


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3月初旬には「13 RED」「28 DARK ORANGE」「42 YELLOW」「46 YELLOW」「64 BLUE」の5色が追加予定。全16色になります。今までで一番悩んだカラーラインアップでした。

カラフルな色展開は完成されたデザインあってこそ

デザイン服と違って個性を主張するようなデザインは不要なため、無駄をそぎ落としたシンプルなクルーネックのデザインです。とは言えやはり世界トップクラスのデザイナーであるルメールとの兼業ライン。抜かりはありません。

ややリラックスしたサイズ感や、ドロップショルダーの落ちた肩。

ゆったりとした作りに対してスッキリとした着丈など、細かい部分にルメールの意匠を感じられます。さりげない色気の獲得は、我々メンズのファッションの目指す着地点のひとつだと感じます。

大げさなようですが、このTシャツ1枚からも、そんな情熱を感じます。

襟のタグは昨年同様プリントに変更されています。筆者はアンダーウェアのタグを糸から切ってしまうくらい苦手なので、これは本当にありがたい。

(過去のタグ。ロゴも変更されています)

生地まで含めて「究極の1枚」

綿100%でしっかりとした厚手の生地です。インナーとする場合、しっかりとした生地が少々ごわつきを感じやすい。一方で、1枚着する場合だとインナーを着用せずとも乳首が浮き出るような透けは全く無いため、真夏の着用では頼りになります。

生地のなめらかさや厚みは、そのまま耐久性に直結します。スーピマコットンに比べれば、確実になめらかさは劣ります。それでも伸びたりよれたりと言ったトラブルが皆無なこちらに軍配です。

スーピマコットンと比較して明らかに耐久性が高く、その上起毛させたヴィンテージ調の素材感が、着古して傷んでいるように見せないのです。ややスモークした色味も手伝って、こなれた雰囲気を醸し出しているのです。ユニクロ曰く「究極の1枚」の名は伊達ではありません。

洗濯表記は洗濯機洗い可能。筆者は裏返して中性洗剤で洗っています。色落ち等のトラブルは過去にさかのぼっても記憶にありませんが、気になる方は分けて洗いましょう。先述の通り、洗濯回数が増えても繊維付着は気になりません。むしろ風合いが増すと言われるほど。洗濯することに前向きなTシャツとなっています。

ゆとりのあるオーバーサイズのシルエット

XS~4XLまでの8サイズ展開。XS、XXL・3XL・4XLはオンラインストアのみの販売。167㎝51㎏単身痩躯の筆者でMサイズを着用しています。ヒートテック超極暖はMサイズでは窮屈に感じる体型です。オーバーサイズのこなれ感を味わいたい方はワンサイズアップしてもいいでしょう。筆者も以前購入したものはLサイズの方が多いです。でかでかとしたオーバーサイズではなく、着丈はスッキリしているため、野暮ったく着られている感は少ないでしょう。

そんな技アリなサイズ感の着丈はお尻が半分隠れる程度の長さです。Lだとお尻が隠れる程度まで。XSで64㎝、Sで66㎝、Mで69㎝、Lで72㎝、XLで75㎝、XXL・3XLで77㎝、4XLで77.5㎝。

肩幅はドロップショルダーの落ちた感じはあまり感じられませんが、窮屈感のない着心地。Lだとより肩のラインが落ち、ドロップショルダーが味わえます。XSで43.5㎝、Sで45㎝、Mで46.5㎝、Lで48㎝、XLで50㎝、XXLで52㎝、3XLで54㎝、4XLで56㎝。

インナーにタンクトップを入れるなど、ゆとりのある身幅です。Lにしたときにすっぽりと覆われるため、後述の袖丈と相まってかわいらしいシルエットとなります。XSで47㎝、Sで50㎝、Mで53㎝、Lで56㎝、XLで60㎝、XXLで64㎝、3XLで㎝68㎝、4XLで72㎝。

袖丈は肩幅の影響を大きく受けるため、どれを優先したいかでサイズ選びが変わってきます。筆者の場合、袖口はMだと肘より上。Lだと肘にまで届く長さです。お好みで選びましょう。XSで20㎝、Sで20.5㎝、Mで22㎝、Lで23㎝、XL・XXL・3XLで24㎝、4XLで24.5㎝。

これで価格が1000円(+税)と言うのは破格でしょう。人気のカラーから売切れていくので、気になる方はお早めにチェックするのがおすすめです。

TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。