ユニクロユーのライトダウンコート+Eは出張や旅行、私服としても使える着回し力バツグンの名作アイテム!

いよいよ冬の寒さも本格的になり、毎日コートが手放せない季節になってきましたね……。というわけで、今回はここ1か月ほど筆者がオン・オフ問わずに着まくっているほどお気に入りの「Uniqlo U(ユニクロU)ライトダウンコート+E」をご紹介します。

軽くて薄いのに暖かい!

このコートを最初に着て驚いたのは圧倒的な軽さ。筆者がよく着ている似たデザインのウールのチェスターコートは1000グラム以上しますが、このコートは500グラム以下と半分の重量です。

圧倒的に軽いので、通勤中の満員電車の中でコートを脱いで手に持ってもラクです。飛行機に乗るときは畳んで座席上の棚に入れることもありますが、ダウンのおかげで復元力が高いので多少ラフに扱ってもシワが付くこともありません。

表面には撥水加工を施したナイロン素材が使われています。着用中に何度か小雨に見舞われたことがありましたが、雨が染み込むことはありませんでした。近くで見ると多少光沢感があり、インラインのユニクロのダウンよりもやや高級感を感じます。

中綿はユニクロの大定番「ウルトラライトダウン」と同じダウン90%、フェザー10%。薄いものの全体にくまなく中綿が入っており、膝まで隠れるロング丈であることも手伝って、「薄くて軽いのに暖かい」を実現しています。

最低気温が0℃近くまで下がった朝に厚手のニットの上から着ましたが、首周りにストールを巻けば、ほとんど寒さを感じませんでした。よほど寒い地域でなければこれ1枚で冬を越せるでしょう。

また、個人的に大変気に入っているポイントがこちら。袖をまくってみるとこのように手首のところがキュッと細いリブ(インターリブ仕様)になっています。

筆者は自宅から最寄駅まで毎日10分ほど自転車に乗っていますが、腕から風が入ってくることもなく、防寒性の高さに一役買っています。なお、このインナーリブは外から見えないようになっており、きちんとデザインと実用性のバランスが取られています。

ちなみに、筆者はあまりやりませんが、このように襟のボタンをとめて、襟を立てて着用することで、更に防寒性を高めることも可能です。

オン・オフ着回せてアンダー1万円のコスパの高さ

このコートはいわゆる「チェスターコート」のデザインです。ウールのチェスターコートを着るときにはコーディネートに気をつけないとキメすぎになってしまうことがありますが、このコートならそんな心配もご無用。

形はチェスターコートですが、ナイロンの素材感とダウンの適度なボリューム感でカッチリにもカジュアルにもなりすぎない絶妙なバランスになっています。

また、ややビックサイズではあるものの、袖周りはキュッと細くなっているためルーズすぎることもなく、オンでもオフでも使えるハイブリッドなアイテム。実際、スーツの上に羽織っても、週末にカジュアルウェアの上に着ても違和感がありません。

機能性にも抜かりはありません。ボタンは大きめで手袋をしたままでもかけ外しができます。また、袖口のインナーリブ、襟のボタンなどの仕様に加えて、外側の2つのポケットに加えて、内側にも小物が入る2つのポケットが付いています。

ビックサイズ、ドロップショルダーなどのトレンドも多少反映されているものの、基本的にはスタンダードなチェスターコートのデザインなので、3年は問題なく使えるでしょう。その上、お値段は9990円(+税)というあり得ない安さ。

他のブランドで作ったら間違いなく2万円以上はすると思います。ちなみに身長175cm、体重72kgの筆者でLサイズがちょうどよい大きさでした。Mサイズでも着られないことはありませんでしたが、スーツの上から着ることや、Yラインの着こなしを考えてLサイズにしました。

ボタンをとめずに着て、スキニーなどの細身のパンツと合わせるときれいなYラインを作れます。なおチェスターコートは首周りが寂しくなりがちなので、ストールやマフラーなどを巻くことをおすすめします。なお、女性のファッション誌でも取り上げられていたようで、小さめのサイズを女性が着ているのも見かけました。

コートなのに自宅でも洗濯できる!

このアイテムのもう一つのおすすめポイントはこちら。コートは家庭では洗濯できないものが多く、かつダウンとなるとクリーニング代も普通のコートより高くなりがちですが、なんとこのコートは自宅でも洗えます!

このように「手洗い可」マークがついているので、「手洗いモード、おうちクリーニングモード」などの機能が付いている洗濯機があれば、洗濯機で洗うこともできます。なお、洗う際には必ず洗濯ネットに入れて、日陰で干しましょう。

実際、コートを頻繁に洗うことはないと思いますが、「いざというときは洗える」という安心感もあって、旅行や出張で長期間出かける際にも愛用するきっかけになりました。

あえて欠点を挙げるなら……「ボタンの安っぽさ」

このように、とても気に入っているこのコートですが、あえて欠点を挙げるなら……「ボタンの安っぽさ」です。このようなプラスチックのボタンが付いていますが、できればもう少し高級感のあるボタンだとよかったです。

もうしばらく着てみて、気になるようだったらお直し屋さんで水牛のボタンに交換することも考えています。このアイテムはブラック、オリーブ、ネイビーの3色展開ですが、購入される際にはボタンの安っぽさがあまり目立たないブラックかネイビーをおすすめします。

私は黒のアウターに飽きていたこともあってネイビーを購入しましたが、光の加減では黒に見えることもあるくらいの絶妙な色で、気に入っています。こちらのアイテムは2017年12月下旬時点ではオンラインストアで在庫がありました。

大きめのサイズはカラーによっては品切れになっていますが、一部の店舗にはまだ在庫があるようでした。デザイン・機能性ともに抜群で、着回し力・コスパにも優れたこちらのコート、今年のユニクロの名作だと思いました。気になる方はぜひチェックしてみてください!

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2019.02.09
Kossy

この記事を書いた人

Kossy

身長175㎝/体重72㎏/靴27.5cm

都内在住のIT系企業の会社員です。めったにスーツを着ない職場に勤めているので、毎日やりすぎない程度にファッションを楽しんでいます。40歳