2020年春夏ユニクロUのミドルゲージVネックカーディガンは浅いネックが新鮮で即買い

新鮮な色合いが魅力

ユニクロUのミドルゲージVネックカーディガンは新鮮な色合いが特徴です。写真の64ブルーの他、09ブラック、22オレンジ、31ベージュの4種類で展開されていますが、インラインにはない色合いはユニクロUならでは。特に64ブルーは発売開始早々に売り切れてしまう人気ぶりです。

ユニクロ公式ホームページによると、ヴィンテージのスポーツニットを意識してデザインされたそう。通常のカーディガンとどういった点が違うのか、シルエット、素材の観点をメインに解説していきます。

シルエット・サイズについて

デザイン上の大きな特徴は、前開きの深さが通常のカーディガンに比べて浅いことです。これは古着でも比較的よく見るデザインですよね。前開きの深さは21.5cmです。


http://u0u1.net/R8Vn

同じくユニクロのエクストラファインメリノカーディガンは、サイズMで前開きの深さが27cmです。こうして比較してみると、同じカーディガンでも意匠が違うことが分かります。


http://u0u1.net/w8Aw

さて、前開きが浅いと、どういうメリットがあるのでしょうか。上の写真のとおり、ボタンを閉めるとインナーや素肌の見える面積が少なくなり、上品に見えます。

特に、前立て部分は縫製を見えないように編んでいるので、上品さをより際立たせています。こうして前立てを観察していると、まるで着物のようにも見えますよね。襟がほんの少し高くなるようデザインされていて、その点においても大人っぽく仕上げられています。

袖のリブは一部編地の加工がありつつも、シンプルで袖まくりもしやすい締めつけ具合です。袖まくりを繰り返しても伸びにくく、耐久性は高そうです。過去のユニクロ商品では、ミラノリブを採用したアイテムに近い風合いです。

裾はリブがないため、ストンと落ちるので体型もキレイに見えます。ボタンをすべて開け、アウターとして使用してもキレイなシルエットを出すことができます。サイズはMで身丈67cm、肩幅42.5cm、身幅52cm、袖丈58cmです。170cm58kgでMサイズを着用しています。

素材について

シンプルなポケットが裾付近の左右にひとつずつあり、スマートフォンがすっぽり収まる程度のサイズです。

素材は綿80%、ナイロン20%です。アイテム名にミドルゲージとありますが、通常のミドルゲージと呼ばれるニットよりは細めの糸を使用しているようです。ツヤがあるので上品に見え、また隙間なく編まれており、肌に貼りつかない生地感は季節を問わず着用できるでしょう。

ボタンは直径3cmで、プラスチック製の猫目ボタンを採用しています。前立てに5つ並んでいます。注目すべきは生地と同じ色を採用していることです。ボタンと生地を同色とすることで上品に仕上げています。

これなら派手色であっても大人っぽく着ることができるでしょう。

肩回り、袖口は編地に変化があり、シンプルなだけではありません。

お手入れについて

最後にお手入れについて。公式のアナウンスでは「手洗い」となっていますが、洗濯機でそのまま洗ってみました。上の写真のとおり、特にダメージはないようです。どうやら毛玉はできにくい素材のようです。寒い時期はインナーとして、春先からはアウターとして活用できる万能カーディガン。価格は3990円(+税)です。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

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