筆者の悩みは足が細すぎて弱々しいことです。とくにショートパンツをはくと頼りない印象になるので嫌いでした。積極的に履くことはなかったのですが、ここ最近の夏はとにかく暑いので、もう耐えられません。去年からショートパンツにチャレンジしています。そして、ガリガリの痩せ体型でも、どうにかしてオシャレにカッコよく履けないものか試行錯誤して見つけたのがユニクロUのナイロンショートパンツです。それでは、デザイン、シルエット、素材とカラーの観点でレビューしていきます。
街着としてもスイムウェアとしても使えるショートパンツ

装飾のない極めてシンプルな無地のショートパンツなので、どんな服とも合わせやすいです。ポケットは両サイドと後ろに一つ。長財布が入るくらいの容量があります。後ろのポケットはスラックスに採用されているような片玉縁ポケットでカジュアル要素を抑えてあります。ポケットの裏地はメッシュになっていて、水を吸っても重くならない作りです。スイムウェアとしても使えるようになっています。

ウェストにはゴムが入っています。ベルトループはなく、内側にベルト要らずのドローコード(ウェストの紐)が付いています。スイムウェアとして使えるように、ポケットの裏地同様に内側にメッシュ素材のライナーが付いています。また、股間のZIPはありません。このように、街着としてもスイムウェアとしても使えるショートパンツになっています。
日本人男性に受け入れやすいインラインにはない綺麗なシルエット

胴長短足でずんぐりとした典型的な日本人男性の体型に合うシルエットになっています。Sサイズのサイズ詳細はウェスト68~76㎝、ヒップ111㎝、ワタリ幅35㎝、股上32㎝、裾幅30㎝、股下19㎝で、ユニクロのインラインのショートパンツと比較すると、裾幅が広く、股上が深くて股下が浅くなっています。これによってインラインにはないシルエットが出せます。
裾幅が広いことで、太腿のラインを視覚的に隠せて、脚がスッキリとしたシルエットになり、深い股上と浅い股下で腰位置を上げることができるので脚が長く見えます。タックインしていなくてもポケットに手を入れたときに腰位置は分かるものです。
筆者は身長170㎝、体重52㎏の痩せ体型で、膝が少し出るくらいの裾丈にしたかったので、Sサイズを購入しました。内側のメッシュ素材のライナーには否定的な意見があります。確かに、街着として使うだけなら邪魔ですが、スイムウェアとしても使うと思えば邪魔には感じません。筆者は年に数回、海やプールに行きますが、その機会のためだけに、水着を買うのはもったいないので、今年はこれで代用できて嬉しいです。
速乾性素材と試したくなるカラー展開

表地はナイロン100%で速乾性のある素材です。裏地のメッシュはポリエステル100%です。ナイロンは+に帯電しやすく、ポリエステルは-に帯電しやすいので、理屈の上では静電気が発生しやすいですが、今のところは気になったことはありません。ケアはさすがユニクロ、とても楽で家の洗濯機で洗えます。ネットは使用してください。
色展開はグレイ、ブラック、オレンジ、ブルー、4つで、お勧めはブラックとオレンジです。ブラックは既に売り切れていますが、オレンジはまだ残っています。オレンジは一見派手ですが、夏のシンプルコーデの良いアクセントになります。

速乾性のある素材ということで、どれくらいで乾くのか実験してみました。水が滴るくらいビショビショに濡らしてからハンガーに吊るして、どれくらいで乾くかやってみたところ、気温26℃、湿度32%の晴れの日に屋外で干して、2時間くらいで乾きました。ウェスト部分の乾きが悪くて2時間近くかかりましたが、それ以外は1時間で乾きます。乾かすときは裏返しにして干すと裏地のメッシュの乾きが早いです。もちろん洗濯機で洗って、きちんと脱水してから干せば、1時間で乾きます。
以上でレビューしました通り、ユニクロUのナイロンショートパンツは極シンプルな無地のショートパンツで、街着としてもスイムウェアとしても使えるショートパンツです。シルエットは裾幅が広く、股上が長めで股下が短いので、胴長短足でずんぐりとした典型的な日本人男性の体型によく合います。表地はナイロン100%で速乾性のある素材で、洗濯はネットを使用して家の洗濯機で洗えます。色展開はグレイ、ブラック、オレンジ、ブルーの4つで、お勧めはブラックとオレンジです。この夏是非試して頂きたいアイテムです。定価は2990円(+税)
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