1990円で買えるユニクロユーのショルダーバッグ(サコッシュ)が便利すぎる

「バッグをあまり持ち歩きたくない」
「けれども財布やスマートフォンなどの小物をパンツやシャツのポケットに入れておきたくはない」
「小さいバッグを探してもなかなか良さそうなものが見つからない」

……こういった要望をかなえてくれるのがユニクロの「ショルダーバッグ+E」です。

男性は軽装を好まれる方が多く、バッグを持ち歩きたくないという方がいますよね。

かといってパンツやシャツのポケットに財布やスマートフォンなどの小物を入れると形が崩れて服もスタイルも美しく見えなくなることがあります。

春や秋冬であればコートやジャケットの内ポケットに入れればバッグを持たずにすませられることもありますが、いつでもそれが可能というわけでもありません。

夏はバッグがなければ仕方なくパンツのポケットなどにとりあえず入れておくということになりますがご覧のとおり、美しくはありません。

そこで小物を入れられる小さめのバッグを探すのですが、バッグのサイズ問題に直面します。スマートフォンしか入らないような小さなポーチは最近よく見かけるようになりましたが、さすがに小さすぎる。

また、小さめのボディバッグやウェストポーチはマチの幅がありすぎて、実際に使ってみると思っていた以上にかさばり、素材によっては重たく感じます。サイズはちょうど良さそうだけれどパッチなどの余計な装飾が付いていたりしてなかなかシンプルで合わせやすいものが見つからない。

そんな悩みを一挙に解決してくれるのが、ユニクロの「ショルダーバッグ+E」なのです。

絶妙なサイズと取り回しの良さ

サイズはバッグ本体部分が縦17cm、横27cm。ショルダー部のベルトの幅は2.7cm、長さは最長124cm前後。重さは約240gです。

色はブラックとオリーブの2色あります。

素材は近くで見ると表面はややつやがあり、少し離れて見ると全体的にはマットな質感のナイロンで落ち着いた雰囲気があります。

ショルダー部分の素材はポリエステルでシルキーナイロンのようななめらかな質感になっており、肩に掛けたときの服との摩擦を減らす工夫がされています。

このことにより肩からずれたときに掛け直しやすく、摩擦による服へのダメージも軽減できているように感じます。

ポケットは2つ。左右互い違いに開くファスナーが2つあり、それぞれやや大きめのリングが付いています。

正面から見て上のファスナーで開閉するポケットは奥に位置していて深め、下のポケットは前に位置し浅めです。

開け閉めはしやすいですが少し力が加わったくらいでは勝手に開くことはなく、肩に掛けたまま大きな動作をしてもしっかりと閉まった状態が保持されています。

多目的に使えて「サコッシュ」にもなる

バッグ単体でぱっと見たときの印象ではワーク風のコーディネートに合わせやすそうに見えますが、色がブラックであればサイズが小さく幅が薄いこともあり比較的どのような服装にも合わせやすいです。

ボディバッグのように身体に密着させることができ、軽量なためランニングや軽いスポーツをするときにも便利です。ランニング距離計測や活動量管理アプリを利用されている方は運動時にスマートフォンをパンツのポケットに入れておいたり専用ケースなどを使われていると思います。

そのような場面でもこのショルダーバッグはスマートフォンを入れても軽いため動きやすく、さらに栄養補給ゼリーのような軽食や絆創膏なども入れておくことができます。

マチがなくポケット内の空間に遊びがあまりないため中に入れたものが無駄に揺れ動くこともありません。

ジャケットやコートなどのアウターの内側にショルダーベルトを短くして掛けて内ポケットのような使い方をするのもおもしろいです。

この場合はたすき掛けではなくどちらかの肩に掛けて脇の前辺りに寄せ、その上からアウターを着用します。

マチがなくベルトの長さを調整することで密着させることができるため、外からはバッグを中に掛けているようにはあまり見えないため一見手ぶらでいるように見せることもできます。

遠出をする際に他に大きめのバッグを手に持っているというときにも、ショルダーバッグのほうはアウターの内側の肩に掛けておくことで重々しい雰囲気にならずにすみます。

また、形状が流行の兆しを見せているサコッシュのようでもあり、トレンドアイテムとして活用することもできます。

物足りなさも愛嬌に

このように様々な用途で使えて機能的にも優れ、トレンドアイテムとしてもおもしろみのあるユニクロの「ショルダーバッグ+E」ですが使っていて少々気になる部分についても書いてみます。

ファスナーとリングが大きめのためややカジュアルな印象を受けるかもしれません。フォーマルな場面で使うことは難しいです。その他の場面ではブラックの色を選ぶことでカジュアルな印象を軽減できます。

マチがないため入れられるものに限度があります。

これはシンプルで取り回しが良いというメリットの裏返しになりますが、厚めのものをいくつか入れると膨らんだ状態になります。深い方のポケットでボディのスリムなコンパクトデジカメくらいの厚さのものを三つほど入れられるのが限度です。

必要にしてかつ十分なものを入れられるジャストなサイズです。

もしも多めに小物を入れてある程度膨らんでいてもバッグ本体が小さく落ち着いた雰囲気のためそれほど目立たないので気にしなくてもいい範疇であるともいえます。

少々やっかいなのは、ショルダーの掛ける長さを短くして使うときにベルトの余りの部分を挟んでおく樹脂製のクリップがありますが、ベルト表面がなめらかなため挟んでおいてもクリップからするりとはずれることがあります。

それほど頻繁にはずれるわけではありませんが、はずれるたびにベルトの余りの部分がぶらぶらしてクリップに掛け直すのが面倒に感じる場合はターンクリップやバッジ、ピン、ヘアゴムなどで留める必要があります。

並べて付けてみました。一番左にある樹脂製のクリップに加えて一つ追加するだけでも十分に留めることができます。

小さなバッグが好きになる

今回紹介したユニクロUの「ショルダーバッグ+E」、いかがでしょうか。

シンプルで軽量、多くの場面で使える絶妙なサイズのショルダーバッグです。小さなバッグが大好きな方、取り回しのしやすいサイズのバッグを探し続けている方、小さめのバッグを敬遠していた方も一度手にとってみてください。

価格は1990円(税抜き)となり大変手頃です。私は予備としてもう一つ手に入れました。

「ショルダーバッグ+E」はユニクロの通常ラインではなくユニクロとクリストフ・ルメール氏がコラボレーションをしているラインのユニクロU春夏シーズンのものになります。

クリストフ・ルメール氏はラコステやエルメスなどのディレクターを経験しており、ユニクロとは2015年の秋冬から「ユニクロ アンド ルメール / UNIQLO AND LEMAIRE」としてコラボレーションがはじまりました。

ユニクロUの製品はユニクロの一部店舗でのみの取り扱いになっているためユニクロの公式サイトの下記のリンクからオンラインで購入するか、リンク先のページ内にある「店舗の在庫を確認する」から取り扱いのある店舗を探してみてください。

2017年7月現在、取り扱いのある店舗を見てまわってみると「ショルダーバッグ+E」の在庫が複数あるのを確認できるためまだ手に入れやすいです。

同じ素材が使われていますが容量が大きくデザインの異なるユニクロUの「トートバッグ」もあります。素材感が気に入った方はそちらもどうぞ。

 

モノトーン

この記事を書いた人

モノトーン

身長175cm 体重55kg 靴27cm

寄り道をしながらモノトーンをアレンジしたスタイルを模索中。シンプルなアイテム、ミニマルなデザインが好き。