2018春夏ユニクロUのスウェットシャツはパープルがオススメ

2018年春夏ユニクロUのメンズは、2月販売ぶんはこれで最後。3月には引き続き半袖やハーフパンツなどが控えています。今回紹介するスウェットシャツ(半袖)+E も半袖アイテムですが、生地の厚いスウェットなので夏ではなく春先にちょうどいいアイテム。

早速レビューしていきましょう。

ベビーウエイトの厚手生地は真夏に着用できるのか?

真夏の炎天下にこのアイテムを着る必要はありません。春先からライトアウター、薄手コートのインナーに使うべきでしょう。真夏であってもショッピングモールや室内など、冷房の利いた場所であれば活躍するチャンスはあるかもしれません。

素材は綿100%でスウェットプルパーカ(長袖)+Eと同素材。ハリがあり、しっかりとしています。同じくユニクロUのクルーネックTと比較すると、表地の肌触りこそ似ていますが、裏地がある分だけスウェットの方が厚手です。

裏地はタオル生地で、厚手ではあるものの思ったよりも軽い着心地。高級素材のスーピマコットンのような滑らかな肌触りではありませんが、汗の吸収もよくべとつかず快適です。さらっとしていてゆとりのあるサイズ感も手伝って、通気性も悪くありません。

見た目はヴィンテージ感漂うレトロな風合い。ヴィンテージ感と言えば聞こえがいいですが、悪く言えば着古した「部屋着感」があります。

一方、ユニクロ通常ラインのドライストレッチスウェットシリーズは、ポリエステル混の生地のためツヤがあり、スポーツテイストを彷彿とさせます。比較すると一目瞭然です。

(参考/ドライストレッチスウェット)

スポーツをしている男性は活動的でカッコいいですが、部屋着が素敵かどうかは好みがわかれるところでしょう。毛玉があろうものなら、その確率は下がります。

特別毛玉ができやすい生地ではありませんが、見つけたら処理しておきましょう。後述するカラー展開と合わせて、この「部屋着感」には注意が必要です。

裾リブは風を通さないためについていると言うよりは、着用時にバタつかないように動きやすさを重視したもののように感じられます。ゆったりした身幅をキュッと整えてくれるような印象。

ボディ部分とは素材が異なり、綿95%、ポリウレタン5%。たったの5%ですが、リブのストレッチに影響する重要な混紡です。

エクストラファインメリノシリーズのようにややタイトなリブだと動いているうちにずり上がって不格好に見えてしまいます。こちらはリブもゆるく、生地にハリがあるため着用時のストレスがありません。

厚手生地のメリット・ドロップショルダーによる体型隠し

厚手生地のメリットは体型隠しができることにあります。薄手のカットソー1枚では体型がモロに出てしまい、ガリガリの方もふっくらとした方も、コンプレックスに思う箇所が目立ってしまう可能性があります。

筆者も痩せ型のため、うすい胸板を隠しつつ、オシャレを楽しみたいと、前向きに考えているので、そんな方にもオススメしたいです。もちろんぽっちゃり太めの体型を隠したい方にもおすすめです。

肩の位置がドロップ(落ちた)デザインで、肩幅やなで肩、いかり肩など肩に悩みを持つ方には嬉しい作りです。上述のメリットに加え、筆者の骨っぽい肩が本当に目立たないため助かります。

リブですが、裾から脇にかけて前身頃と後ろ身頃を繋ぐように伸びています。本来は動きやすさを確保するための配慮と思われますが、このデザインのお陰で立体的なシルエットを生み出していて、体型隠しに多大な利点をもたらしています。

身体に寄り添うことなく生地がストンと落ちてくれることが重要で、鞄のマチを想像していただくとわかりやすいと思います。2枚張り合わせのクラッチバッグでは、幅のあるものを入れると形がバレてしまいます。

マチがあることで幅の分だけ形がわかりにくくなるのと同じ仕組みです。また、落ち感は裾に布が溜まることでできるシワも避けてくれます。しわくちゃのスウェット、誰がどう見てもだらしないですよね。

リラックスシルエットでサイズ選び

店舗ではSサイズ~Lサイズの展開。XL・XXLサイズはオンラインストア限定で展開されています。167㎝、51㎏の筆者でMサイズを選択しています。試着の際Sサイズでも問題なく着用できましたが、着丈が少々短く不格好に見えました。

着丈が短いと腰位置があらわになり、筆者の短足が目立ってしまうからです。長すぎても野暮ったくなるので、お尻にかかる程度を目安にするといいでしょう。

実際お尻の上半分が隠れる長さです。着丈はSサイズ63㎝、Mサイズ66㎝、Lサイズ69㎝、XLサイズ72㎝、XXLサイズ74㎝となっています。やや短い着丈を利用してタンクトップやTシャツなどを重ね着し、下から裾をチラ見せするような着こなしもやりやすいです。

ドロップショルダーなので公式サイトのサイズチャートに肩幅の記載はなく、裄丈となっています。裄丈は首の付け根辺りからの袖丈になります。着用したサイズ感は肘にかかる程度でやや長め。肩の縫い目は肩のラインより若干下がり気味で正解です。

筆者がSサイズを着用すると肩のラインがぴったりのためドロップショルダーとリラックス感が無くなります。

オーバーサイズを狙っているなど特に理由が無い限り、これ以上サイズアップすると流石に野暮ったいです。部屋着感が少しあるので、だるだるでだらしないと思われてしまう可能性もあります。

もともとゆとりのあるサイズ感のため無理にオーバーサイズで着用することもないでしょう。裄丈はSサイズ48㎝、Mサイズ50㎝、Lサイズ52㎝、XLサイズ54㎝、XXLサイズ56㎝になります。

身幅もゆったりしており、チェスト表記でSサイズ80~88㎝、Mサイズ88~96㎝、Lサイズ96~104㎝、XLサイズ104~112㎝、XXLサイズ112~120㎝です。かなりアバウトなので肩や着丈に合わせたサイズ選びで問題ないと思われます。

スモーキーなカラー展開

トレンドのスモーキーカラーが新鮮で、03 GRAY、10 PINK、14 RED、47 YELLOW、59 DARK GREEN、74 PURPLEの6色展開。筆者は一番人気のPURPLEを選択しています。販売当日、店舗で一番陳列が少なく、オンラインストアでもSサイズ以外完売していましたが、現在は復活しています。

他のユニクロUでPURPLEが展開されているアイテムはほぼ完売しており、手に入れるなら今がチャンスですよ。他におすすめの色はPINKです。筆者はTシャツでPINKを選択していたため購入には至りませんでしたが、春っぽくかわいすぎない色味で大人の男性にもおすすめしたいです。

次いでDARKGREEN。暗めの色合いで、色の強いアイテムに抵抗がある方にオススメで、筆者好みの発色です。YELLOWも抵抗無い方には手に取っていただきたいお色。一枚で主役になれる主張はあるものの、スラックスなど合わせると大人の雰囲気がでてカッコいいです。

ちょっと着こなしのハードルは上がりますが、REDはピンクっぽいです。ショッキングピンクのような強い発色ではなく霞がかった発色。問題はやはりGRAY。部屋着を連想させるため一枚で着るのはオススメしません。

セットアップのインナーに使うなど、キメすぎたコーディネートを外すにはちょうどいいカジュアル要員といったところでしょうか。

無論、部屋着として欲しい場合や、部屋着感が味わいたい場合はこれ以上ないお色味です。どのカラーもそうですが、最初から色褪せたような色合いのため、洗濯による色褪せがあまり気にならないのもポイントが高いです。

洗濯機でネットに入れて洗いました。縮んだりよれたりは今のところありません。シワが寄りやすいため洗濯後はシワをぱんぱんと伸ばしてから干しましょう。リブ部分はポリウレタン混であり、ボディ部分に比べて薄いため乾きやすい感じがしました。

本体も厚手ですが、特別乾きにくいといった印象はありません。他の洗濯ものと同等程度の渇き具合です。

2990円(+税)で、パーカーに対して1000円安い。オンラインストアと一部店舗でのみ取り扱い商品のためご注意ください。

ユニクロユー2018春夏まとめはこちらから↓

【2018春夏】ユニクロユーおすすめアイテム総まとめ【36選】

2018.06.05
TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。