ユニクロユーのワイドフィットスウェットパンツは肉厚な素材とゆるめのシルエットでルームウェアに最適です。家で過ごすこの期間、リラックスできるルームウェアがあるとより快適に過ごせるものです。また、着こなし次第で外出する際にも使えるので使える場面も多いのもこのアイテムのメリットです。詳しくレビューしていきます。
シルエットをチェック。ワイドフィットで着心地バツグン
シルエット全体はワイドフィットとあるようにゆるめのシルエットです。裾先に向かって少し細く絞られているテーパードシルエットなので見た目ほどには太く見えないようになっています。筆者の脚は太ももが太い典型的な日本人体型ですが、ワイドかつテーパードシルエットのこのパンツは脚の形をカバーしてくれるので気に入っています。また、ワイドフィットなことも相まって脚を動かしやすく、生地がまとわりつくこともないのでルームウェアとして着るぶんにもオススメです。
ディテールをチェック。裾先が残念！
このアイテムであまり気に入っていない部分が裾先のディテールです。スウェットパンツで裾先のパーツといえばリブが一般的ですが、こちらのアイテムはユニクロのジョガーパンツなどにも用いられている、クシュっと裾先の布を縮ませたパーツとなっています。メリットとしては足首を締め付けないので着心地が向上すること。実際着用してみても裾の締め付けが気になったことはありません。ルームウェアとして着用するならこのパーツは大歓迎です。
デメリットとしては裾先の見た目が損なわれること。裾先はボトムスの先端に当たり、視線が止まりやすいパーツの一つです。そこがくしゅっと布にシワがあると全体的にカジュアル感が強く出てしまうので着こなしが制限されるのが大きな難点です。裾がリブになっているか、通常のパンツのようにリブなしであればもう少し使いやすいアイテムになっていたかなと思います。外着で着用するのであればこのリラックス感、カジュアル感を含めて着こなしを考える必要がありますね。
ウエストはドローコードが付いています。ここでウエスト位置を調整してわずかに着こなしの印象を調整することもできます。また、写真では見えにくいですが、ウエスト内側は別布が当てられていて、丈夫なつくりになっています。ウエストは一番身体に当たる部分なので補強されているようです。こういう作りがしっかりしているのは流石だなと思います。
スウェットを外着で使うなら？
このアイテムに限らず、部屋着の代表であるスウェットパンツを外着で使えるとより使える場面が広がるのでうれしいものです。このアイテムは特にリラックス感が強いので他に合わせるアイテムで調整してあげると街着としても使いやすいでしょう。生地は肉厚なコットン100％の素材なのでシルエットにはリラックス感がありつつ、ハリのある生地感でだらしない印象は少ないので、着こなし次第で十分街着として使えるアイテムです。色は黒を選ぶとよりフォーマルウェアを想起させるので使いやすいですね。白シャツと革靴を合わせるのもいいですし、筆者は同じ素材感のスウェットパーカと合わせて疑似セットアップとして着てみようと思っています。
ユニクロUのワイドフィットスウェットパンツは今回紹介した黒の他にブラウンとブルーの3色展開です。値段は1290円(+税)。お気に入りのルームウェアを着て、家で過ごす時間を快適にしたいものですね。