ユニクロのウルトラライトダウンベストは街着から通勤にも使える万能アイテム!

着た瞬間から暖かさが伝わるウルトラライトダウンベストは一着持っておいて損のないアイテムです。超軽量でかつ薄手なので着ぶくれの心配も不要。シンプルなデザインはきれいめからカジュアルまで幅広く対応できるので毎日手放せない主力となるでしょう。

全体のデザイン

ボタンもステッチもベースとなる生地の色と合わせていて統一感のあるデザインです。首元にユニクロのロゴとサイズ表記のプリントがありますが着用中は隠れる箇所なのでユニクロ製品であることは気づかれにくいでしょう。肩周りもすっきりとしておりインナーダウンとして着ていてももたつかずコートの脱ぎ着もスムーズです。また少し肌寒いときの部屋着としても使い勝手が良く室内で作業していても腕の動作を邪魔しません。

このダウンベストは7色のカラー展開がありBLACKの他にGRAY、BROWN、OLIVE、DARK GREEN、BLUE、NAVYのラインナップがあります。どれも発色を抑えたトーンなのでどんなコーディネートにも合わせやすいでしょう。もし色選びで迷ってしまったのなら筆者のおすすめはブラックです。一般的に黒いカラーのアイテムはパッと見ても高級品なのか安価な製品なのか分かりにくいという特徴があります。着用中にロゴも見えないデザインなので余程のユニクロ通でなければユニクロ製品であることは気づかれにくくお値段以上の品に見えるオススメのカラーです。

超軽量の130g。付属の袋でコンパクトに!

素材は表地と裏地にはナイロン100%、中わたは90%ダウン・10%フェザーが使用されており(GRAYとDARK GREENカラーのみ裏地は100%ポリエステルを使用)ポタンはプラスチック製です。付属の袋に収納することができるポケッタブル仕様で筆者が購入したLサイズでは収納した状態で高さ19cm程の筒型になりました。小さいお茶などのペットボトルよりやや大きいくらいのサイズ感です。

袋の重さは8gで差し引いたダウンベスト本体の重さは130gでした。特筆すべきはこの軽さです。この130gという数字だけを見るとピンと来ないものですが筆者のユニクロのTシャツがLサイズで159gだったのでこのダウンベストはTシャツ以下の重さです。着ていることすら忘れてしまう驚異的な軽さであることが分かります。

より詳細なデザイン

ポケット入口はステッチがない作りで上の写真ではどこにポケットがあるのか分からない程です。ステッチや生地の切り替えなどの装飾要素を省くことで他者からの視線が一箇所で留まらないようになりスマートで大人らしい印象を出すことができます。ビジネスウェアにも合わせやすいデザインなので通勤に使用しても全く問題ないでしょう。ポケット内部も十分な広さがあり手の大きな筆者の指を広げても端から端まで届きません。冷え込む冬には手首までしっかりと温めてくれる深さもあるので重宝します。

このダウンベストは上の写真のようにそのまま着ることができるのですが襟をより深いVネックに「変形」させることができる優れものです。ネック部分の裏地をチェックしてみましょう。

裏地の胸元にはボタンが付けられており一番近い第一ボタンに留めると下の写真のようになります。

このようにネックの一部分を折り畳んで浅めのVネックから深めのVネックに変形することが可能なのです。ボタン同士の間隔も見事に計算されおり第二ボタンの少し下に折り目がくるので折位置がズレなくしっかりと固定され左右対称の綺麗な形状になります。

こうした深めのVネックはシャツの上に羽織ったり、チェスターコートのインナーダウンとして合わせやすく男性らしいスーツを連想させる胸元のVラインを強調する着こなしにぴったりです。コーディネートに合わせて2WAYに変形可能なネックのベストは街着に限らずスーツのジャケットの下や通勤用のコートのインナーダウンにも使えるのでオン・オフ問わず使える万能ベストと言えるでしょう。

サイズ展開は店頭販売ではS・M・L・XLサイズ、オンラインストアではXS・XXL・3XL・4XLも取り揃えており合計8サイズがあります。身長175cm標準体型の筆者はユニクロ製品は通常Lサイズを購入しておりこのダウンベストもLサイズを購入しました。Mサイズも着用は可能でしたが厚手のスウェットの上に着るとぱつぱつなサイズ感でしたので薄手のシャツなどの上にジャストサイズで着る場合などを除いていつも購入されるユニクロのサイズでちょうど良いと判断して良いでしょう。

撥水加工を検証してみました

製品紹介に「多少の雨雪ならはじく耐久撥水加工をプラス」と表記がありどの程度の撥水性能があるか試してみましたが驚きの結果でした。水道でザバザバと勢い良く水を掛けたのですが全く濡れずにサラサラと水を弾く加工がなされております。手で叩くとすべて水滴が落ち、生地に触ると湿り気がゼロでとても水を勢い良く当てていたとは思えない印象でした。

洗濯をしてみた結果

インナーダウンやアウターとして着たり、少し肌寒いときや窓を開けて掃除をしたい時の部屋着などにも使えて秋から春先まで使い倒せるダウンベストなのですがシーズン終わりには洗濯をして綺麗な状態で保管しておきたいもの。

手洗いが可能なので傷まないように裏返して洗濯ネットにいれて中性洗剤のアクロンを使って手洗いをしてみました。30秒の脱水をして影干しをすると冬場の乾いた気候もあり7時間程度で乾きました。生地表面に注目してみると洗濯前後で状態に目立った変化はないことが分かります。自宅でクリーニングをして購入した翌年の秋冬からも継続使用できるのでとても経済的と言えるでしょう。

洗濯後の撥水性能はどの程度残っているのか更に検証

アウターとして使う場合には一度洗濯したのちの撥水性能は気になるところです。初回のチェック同様にザバザバと水を掛けてみたところ同じように水を弾いてくれるのですが明確な違いが現れたのは水を止めたあとの水滴の残り具合です。手でパンと叩いても水滴が離れないくらい撥水性能が低下しており拭き取った後に触ってみるとやや湿り気を感じます。

一度洗濯したあとは撥水性能はかなり落ちるので防水スプレーなどでケアをして雨や雪の日のアウターとして使いやすい状態をキープするのがオススメです。しかしインナーダウンとして使う分には撥水性能は重要ではないので洗濯後のケアは不要と言えるでしょう。

価格は3990円(+税)。秋口から肌寒さが残る春先まで通して使用でき、自宅での洗濯が可能で来シーズンも問題なく着用できる状態がキープされる筆者の高評価アイテムです。

 

はせぴょん

この記事を書いた人

はせぴょん

身長175cm 体重63kg 靴27.5cm

断捨離&アップデートでクローゼット内や美容品は一軍のみを残すことがポリシー。片付けもまともに出来ない性格が、オシャレで心境も変わり、部屋も、モヤモヤしがちな頭の中も常に掃除を心掛けるように。30歳独身。