ユニクロのワッフルクルーネックTはレディースだがメンズにもオススメ!

7分袖と聞くと、中途半端で使いにくいという印象があるかもしれません。しかし、強くおススメしたいアイテムです。なぜかというと、暑い時は腕を少しまくるだけですみ、露出しているのは手首だけなので半袖に比べ、通年使えるという汎用性があります。また今回紹介するユニクロ「ワッフルクルーネックT(7分袖)」のワッフル生地は機能面に富んだ優れものでもあります。

スッキリとした袖丈なので野暮ったさは皆無で、むしろ露出した手首からは色気がでるほど。実はレディースアイテムなのですが、リラックスしたサイズ感なのでメンズでも使えます。筆者一押しの7分袖の詳細を見ていきましょう。

他人と被らないメンズには珍しいデザイン

筆者は袖まくりをした男性に魅力を感じます。体の先端にある首のうなじには女性特有の色気が宿るように、手首も腕の先端部分に位置し人の視線を集め、色気を感じさせるものです。7分袖は常に手首が露出しているので、長袖に比べ、常に色気を醸し出します。

ラウンドヘムの裾は、丸く切り取られたような見た目で、少なくともユニクロのメンズではあまり見かけないデザイン。野暮ったさが出ず、ゆったりしたサイズ感でも生地がもたつくことがありません。切りっぱなしではなく、しっかり縫製されているためほつれることもありません。

クルーネックであることもポイントが高く、Vネックだとセクシー過ぎていやらしさが付きまといます。こちらは横に広がった感じのクルーネックなので、詰まりすぎていることはなく適度にリラックスした印象になります。インナーにタンクトップを着用すればチラ見せできる程度には開いています。

ミリタリーアイテムを起源とするワッフルは、男くさい印象があり、ともすれば野暮ったい印象にもなりかねません。これがレディースアイテムっぽさを程よく緩和してくれる要素になります。また、派手な色柄は年齢を重ねると抵抗を感じます。大人っぽさを保ったまま編地が地味に感じさせないのは、この上ないメリットと言えるでしょう。

機能面について

そんな見た目のメリットは十二分にありながら、機能性はバッチリです。綿60%、ポリエステル40%。軟らかい肌触りで、ニットのような見た目とは裏腹にかなり軽やかな着心地です。ふっくらとしていて、ユニクロUのクルーネックTよりも厚手の生地で、体型が出にくいです。

試しに35℃の猛暑の中で1枚で着用してみました。10㎏以上の荷物を持ち、1時間以上歩行しましたが、案外過ごせるものだと感心しました。吸水性も高く、汗を掻いても素早く吸い取ってくれます。それでいて生地の凹凸は肌への接着面積を減らしベトつかず快適。これぞワッフル生地の真骨頂です。

筆者はかなり汗掻きですが、編み目のお陰で汗染みが目立ち難かったです。冷房の効いた室内では汗の乾燥も実感できました。実際に綿100%よりも乾燥が早いです。洗濯後部屋干しでも12時間程で乾いていました。

洗濯は液温40度を限度とし、洗濯ネットに裏返しで入れましょう。色落ちについて注意書きがありますが、他のものと洗っても特別色落ち・色移りしていないため特に気にしていませんが、気になる方は分けて洗った方がいいでしょう。

耐久性も高く、洗濯による寸法の変化、型崩れ等なく、シワにも付きにくいです。着用回数を重ねることで毛玉が気になるところですが、今のところ発生はありません。もしも毛玉が目立ってくるようであればハサミで切るつもりでいます。

襟と袖のリブは綿98%、ポリウレタン2%になります。たった2%の混紡率ではありますが、本体ボディ部分よりも伸縮性に優れています。頭や腕が通るたびに張力がかかるため、伸縮性は重要です。袖通りのよさも着心地のポイントになりますが、ストレスなく脱ぎ着できます。締め付けも程よく、肘下辺りまで袖まくりする際もずり下がってきません。

リラックスしたサイズ感を目指す

我々メンズがレディースアイテムを選ぶ上で最も気になるのはサイズ選び。サイズはXS~3XLまでの7サイズ展開。XS・XXL・3XLはオンラインストアのみの取り扱いです。167㎝、51㎏、かなり痩せ型の筆者で3XLをオーバーサイズで着用しています。XLも試着しましたが、ピタッとフィットしたサイズ感だったためレディースを無理して着ている感じがありました。体格にもよりますが、ややゆとりのあるサイズ選びをオススメします。ファッション誌などで使われる、所謂こなれ感を演出できます。

肩幅と袖丈は7分袖に影響するため気になるところですが、サイズチャートに表記は無く、裄丈の表記となっています。裄丈は首の後ろ辺りから袖先までの寸法になります。XSで58㎝、Sで60㎝、Mで61㎝、Lで63㎝、XLで63㎝、XXL、3XLで64㎝。

3XLの筆者の実測で肩幅57㎝、袖丈40㎝。裄丈の測定値もサイズチャートと同じでした。実際に着用してみると、やや肩の線が落ち、ドロップショルダーのような印象です。腕を下ろした状態だと手首より上の位置にリブがきますが、この状態だとリブの機能は果たしておらず、指1本分のゆとりがあります。

オーバーサイズを一番実感するのは身幅です。ブカブカではありますが、袖と裾のデザインの影響で野暮ったくなりすぎません。胴回りの寸法がそのまま裾幅と同じ寸法でした。XSで45㎝、Sで48㎝、Mで50㎝、Lで53㎝、XLで57㎝、XXLで60㎝、3XLで63㎝。因みに3XLではバスト104~110㎝まで。最早検討がつきませんが筆者の胸囲は80㎝程です。

身丈の長さはお尻が半分以上隠れる程度になります。XSで57㎝、Sで59㎝、Mで61㎝、Lで63㎝、XLで65㎝、XXLで67㎝、3XLで69㎝。

豊富なカラー展開


http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/409409-56

ユニクロ表記で「01 OFF WHITE」「03 GRAY」「08 DARK GRAY」「09 BLACK」「32 BEIGE」「36 BROWN」「56 OLIVE」「69 NAVY」の8色。筆者はダークトーンでも清涼感のあるNAVYを購入しています。正直どの色も魅力的でかなり悩みました。秋を見据えた選び方をするならBEIGE、BROWN、OLIVEが季節感がありオススメです。

GRAYが若干部屋着っぽい印象があることを除けば、OFF WHITE、BLACK、DARK GRAYは定番色として間違いない活躍をしてくれるでしょう。

レディースアイテムの着用に抵抗があるかもしれませんが、バレにくいデザインになっています。「実はレディースアイテムなんだ」と女子にネタバラシしてもメンズアイテムと思われていました。サイズ選びのみご注意ください。また着用の際、ご自慢の時計やブレスレットをお忘れなく。秋・冬想定アイテムのためか、一部店舗とオンラインストアのみの先行販売品となっています。今後、その他の店舗でも販売開始するようです。価格は1500円(+税)。

TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。