ユニクロのニットポロシャツをロッソと比較してみた

大人っぽいニットポロシャツのすすめ

2018年の夏は酷暑になりました。筆者は早くも長袖を着ることを諦めました。しかし、半袖となると、アイテムのバリエーションは限られ、Tシャツ、ポロシャツ、半袖シャツくらい。あとは柄やプリント、素材で差別化を図ることになります。また、ユニクロのTシャツ、いわゆるUTは種類こそ多いものの、過激なデザインや、ネタっぽいプリントが多く、子供っぽくなりがちです。

そこで筆者のおすすめはニットのポロシャツ。無地でも素材がニットなので大人っぽさがあります。また、襟があることで半袖ニットよりもドレス感があって、サマになりやすい。後述しますが、ユニクロのニットポロシャツは値段が安くコストパフォーマンスが高いので、本当におすすめです。

ニットポロシャツの比較詳細

ニットポロシャツに魅了された私が今回紹介させて頂くのはユニクロの「ウォッシャブルニットポロシャツ(半袖)」です。参考までにROSSOの「MB別注ニットポロ×ストール」との比較をして、詳細を見ていきます。尚、ユニクロの商品は、2150円(税込)で、Lサイズを購入しました。ROSSOの商品は、9720円(税込)でMサイズを購入しています。

サイズの違いは173cm、65kg程度の筆者がサイズ別に試着をした結果、それぞれベストと感じたサイズでの購入による違いなので、ご容赦下さい。また、ユニクロの場合、期間限定価格や値下げもあり、最安値のときは540円(税込)となります。


(写真/前面からの全体写真(ユニクロ))


(写真/前面からの全体写真(ROSSO))

写真を見比べると、一見違いはありません。ただ、両者並べて置いてみて、素材の艶感や触り心地を比べてみると、ROSSOのニットポロシャツの方が、艶感があって、触り心地もかなり良いことがわかります。今回黒を購入していますが、おそらく違った色だと艶感や発色についてはもう少し違いがはっきり出たかと思います。

ユニクロのニットポロシャツは、ウォッシャブルということもあり、化学繊維のナイロンが混紡されており綿85%、ナイロンが15%となっています。艶感はあまりないものの、ニット素材ということで値段不相応な高級感はあります。

また、ボタンはプラスチックボタンでボディ部分と同色の黒ボタンを採用しています。プラスチックボタンなので安っぽさは否めませんが、ボディ部分と同色の黒ボタンを採用しており、安っぽさが目立たない工夫が施されています。参考として、ROSSOのニットポロシャツですが、こちらは綿100%です。ボタンはじわっとした光沢のあるボタンを使っていて、かなり高級感がありました。


(写真/ユニクロのニットポロシャツ素材タグ)


(写真/ユニクロのニットポロシャツ生地)


(写真/ユニクロのニットポロシャツのボタンは同色で目立たせない工夫あり)

(写真/ROSSOのニットポロシャツ素材タグ)


(写真/ROSSOのニットポロシャツはボタンに高級感あり)

他にも細部ではありますが、差異がありました。両者とも袖先部分にリブがありますが、袖の太さがややユニクロの方が細かったです。また、ユニクロのニットポロシャツにはサイドスリットがありませんが、ROSSOのニットポロシャツにはサイドスリットがありました。

実はユニクロのニットポロシャツを筆者がサイズアップした理由がここにあるのですが、サイドスリットがない、かつ、裾部分のリブがやや強いことで、着用した際にお腹周りの布がたるんでしまいます。また、動いたりするとやや裾部分が上に押し上げられてくることがあります。これを解決するために1サイズアップして購入しています。同じようなことを悩まれている方がいらっしゃれば参考にして頂ければと思います。


(写真/袖先はユニクロの方が細い)


(写真/裾部分のサイドスリット(ROSSO))

サイズ感ですが、ユニクロ(Lサイズ)のニットポロシャツは、身丈:69cm、肩幅:45cm、身幅:52cm、袖丈:25cmです。参考として、ROSSO(Mサイズ)が、身丈:70cm、肩幅:42.5cm、身幅:48cm、袖丈:22cmです。袖先の広さはユニクロの方が狭かったのですが、比較参考としたROSSOの方が袖丈の長さに関しては短い仕様となっていました。

1つの大きな差をどう捉えるか

私が今回大きな差を感じた点が1つあります。それは着用時のシルエットです。素材の違いも大きな差だとは思うのですが、それ以上に見た目に大きく影響する差はシルエットだと感じました。ユニクロのニットポロシャツに比べ、ROSSOのニットポロシャツは袖の長さが短く、それによって、腕周りがたくましく見えます。

また、サイドスリットが入っていることで、シワやたるみが着用時に生まれないため、非常に綺麗に見えます。着用して比べてみないとなかなかわからないことですが、大きな差はこの点にあると思いました。問題はそれをコスト(価格)に転換できるかどうかです。それは購入者の価値観であったり、お財布事情にもよるので、一概には言えません。

筆者としては、イージーケアな1枚が欲しかったので、ユニクロのニットポロシャツを購入しました。その後、比較としてROSSOのニットポロシャツについても購入しましたが、着用時のシルエットには満足しています。

優劣つけがたい場合は利用目的に応じて

前述した通り、期間限定価格や値下げ時にはユニクロのニットポロシャツは1000円を切ります。比較参考としたROSSOのニットポロシャツとの価格差は実に最大で8倍程となります。ROSSOのニットポロシャツの価格には付属のストールの料金も含まれているので、実際はもう少し低い価格にはなると思いますが、それにしても、ユニクロのニットポロシャツとの価格差は3~5倍程度となるでしょう。

ただ、その価格差にはシルエットや素材感の違いが生まれています。一概に優劣をつけることはできませんが、利用目的に応じてどちらを選ぶか決断してみてはいかがでしょうか。例えば、クールビズだからオフィスで日常的に着用したいのであれば、洗濯機でも洗えるイージーケアなユニクロのニットポロシャツを複数枚購入してもいいでしょう。筆者の場合がそうでした。

また、今度の大切なデートの一張羅とするならば、ROSSOのニットポロシャツを購入してみてもいいでしょう。筆者は今回の記事を通じて、目の前の価格だけで単純に判断するのではなく、利用目的についても同様に重きをおいて考えるようになりました。

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【177選】ユニクロおすすめメンズアイテムを買ってレビュー【2020】

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きつね顔

この記事を書いた人

きつね顔

身長173㎝ 体重67㎏ 靴27㎝

ずっとコンプレックスだったファッションを克服し、同じような悩みをもつ人達を少しでもらくにしてあげたいと考える29歳。ファストファッションをメインにコスパのいいファッションがモットー。最近の趣味は美術館やアート作品巡り。

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