秋になると、暑い時には着ることができないアイテムを使って、オシャレができるので、今から楽しみにしている人もたくさんいると思います。
秋向けのコートやジャケット、セットアップを着て、バシッとコーディネートを決めすぎでしまうと、ちょっと決めすぎかな、肩に力が入りすぎかなと感じることをもあるかもしれません。そんな時に、少しカジュアルな雰囲気をプラスできるキャップを使うことを考えてみるのはいかがでしょうか。
普段キャップをかぶらない人にとって、すこし難易度が高いアイテムかもしれません。そんな人に、ユニクロのウールキャップを試してみることオススメします。
キャップを難易度が高いと感じる理由として、原色に近いカラフルな色味で大きめのロゴが正面にあるので、やんちゃなイメージになってしまう点があると思います。ですが、このキャップは、大人がかぶっても違和感がないよう、素材やシルエットの工夫がされています。
そのため、一度試して欲しい作りになっています。どのように工夫されているかについて説明していきたいとおもいます。
羊毛とカシミヤの上品な素材
(羊毛90%、カシミヤ10%の落ち着いた素材)
まず、素材がこのキャップの1番の特徴でして、表示上の表地は羊毛90%、カシミヤ10%となっています。この素材は、一般的なキャップの素材というより、秋冬向けのハットの素材に近いと思います。表面は、わずかに起毛していて、そのおかげでやや光沢感があります。
素材がハットに似ていて、落ち着いたイメージがあるので、一般的なキャップのやんちゃなイメージが打ち消されています。そのため、このキャップをかぶっていても、カジュアルなイメージになりすぎず、大人っぽいイメージを保つことができます。
(調節部分は牛革製です。)
また、調節部分も牛皮製です。カジュアルなキャップだと、この部分がプラスチックであることが多いのですが、この部分もカジュアルなイメージにならない作りになっています。
ダークグレーの落ち着いた色味
(ダークグレーの落ち着いた色味)
このキャップの色の展開として、ネイビー、グレー、ダークグレーの3色の展開となっていますが、ダークグレーを今回選択しています。
やや原色に近いものほど、プロ野球で被っているものをイメージがキャップにはあると思います。そのような色味のキャップの場合、やっぱりカジュアルなイメージが強くなり、着こなしが難しくなってくると思います。
もちろん、うまく着こなしに取り入れられると、格段にオシャレなイメージが出てきますが、やや難易度は高めです。その点、このキャップのダークグレーは黒に近く、落ち着いたカラーになっていて、着こなしに取り入れやすくなっています。
また、キャップの正面にアルファベットの刺繍やブランドのロゴなどが入っているキャップも多いのですが、ユニクロのウールキャップには刺繍や柄などは全くありません。アイテム単体として見ると、ややシンプルな感じがしますが、頭の目立つ部分だからこそ刺繍などのアクセントが入ると一気にカジュアルな印象になり、その部分が目立って、カジュアルな印象が強くなりがちです。
この点、無地のウールキャップは使いやすいです。
主張の少ないシルエット
(浅めのシンプルなシルエット)
このウールキャップは、6枚ハギのベーシックな作りになっています。シルエットは、一般的なキャップより少し浅めで、どちらかと言えばジェットキャップに近いシルエットです。
浅めのシルエットなので、深くかぶらなくても頭にフィットします。キャップの形で、頭がぽこっと飛び出ることこともなく、あまり目立ちません。
逆につばがまゆ毛にかかるくらい深くかぶると、顔に占めるキャップの割合が多くなるので、どうしてもキャップをかぶっているという印象が強くなるので、オシャレとしてかぶるなら最初は軽くかぶるのが良いと思います。
大人っぽいキャップで、秋冬のアクセントに
大人がかぶっても違和感が出ないように、素材、色味、シルエット、どの点から見ても工夫されているキャップです。この素材で値段が1980円(+税)になります。キャップなら、同じ価格帯でコットンやポリエステル製のものがいくらでもありますが、この素材で同じ値段のものはほとんど見たことがないです。
ぜひ、ドレス寄りのコーディネートのワンポイントのアクセントとして、取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ユニクロ2017秋冬まとめはこちら↓