サラリーマンにとってオンオフ使えるバッグは稀少
サラリーマンにとってオンもオフもお洒落な服を揃えるのは、金銭、労力面ともになかなか難しいのが現状です。本来であれば、週のうち5日着るスーツやビジネスカジュアルにお金をかけるべきで、休日2日のみのために投資をすることはコスパが悪いもの。しかし、オンオフともに使えるとなれば、これ以上のものはありません。Unit portables(ユニットポータブルズ)のバッグは、サラリーマン垂涎のアイテムといっていいでしょう。
筆者はこのバッグを持っている人を一度も見かけたことがありません。それもそのはず、スウェーデン本社のサイトを見ても商品の在庫がなく、なんとも商売っ気がない様子。日本でも数年前には取扱いのお店がいくつかあったのですが、現在は皆無です。一部Amzonなどで在庫が売られているのみになります。オンではTUMI(トゥミ)やFelisi(フェリージ)などを持っている人はたくさんいますが、現在稀少なブランドなので、持っているだけで差別化ができるバッグなのです。
デザインと機能性を重視
デザインはボストン風の形です。カラーはオーソドックスな黒で、よく見ると持ち手部分やジップなども黒で統一感があり、スタイリッシュな印象です。もともとノキアのグローバルセールスを担当した方とヒューレットパッカードのマーケティングマネージャーなどのメンツでスタートしたブランドなので、機能面でもなかなか考えられたデザインになっています。
表面についている付属のケースはipad miniがちょうど入る大きさで取り外すことができます。バッグインバッグとしても使えるので、Ipad miniやメモ帳、単行本などを入れておけば瞬時に取り出せるため、空港や駅構内で大きいカバンの中をゴソゴソと探す必要がありません。飛行機や新幹線に乗車する前にこの部分だけを取り外して、大元のカバンを素早く荷物収納棚に入れて座席でゆっくりする準備がすぐに完了します。
名前もOvernight bagで直訳すると一泊分の鞄。サイズは48×32×21cmで、名前のとおり出張時にも1~2泊旅行の量が入る大きさです。手持ちで持つこともできるし、ショルダーにもなります。重さは600gと軽量。素材は撥水性のあるポリエステルです。持ち手のハンドルには本革が使われています。
半年間使用した感想
実際に使用していて感じるメリットは差別化ができること、付属のケースの取り外しができて使いやすいことです。また、雨にも強く特に不満はありません。
強いてデメリットをいうならば、オフで使用する際に、少し容量が大きい点でしょうか。荷物が少ない時にも使用すると、「何が入っているの?」と言われてしまいます。確かに、スマホ、財布、ipad、鍵などの小物だけしか入っていない場合は、やや大きすぎるかもしれません。ただ大は小を兼ねるという言葉のとおり、筆者はあまり気にしていません。
価格は1万9000円(税込)ですが、出張やプライベート旅行に本領を発揮するバッグなので、持っておくと重宝すると思います。
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