グリーンレーベルリラクシングのレインシューズは価格不相応の機能性!

コーディネ―トを決めるさいに、まず下半身から、とくに靴から決めるという方は多いのではないでしょうか?しかしながら、雨の日は気にいった靴は履きたくないし、靴下が濡れてしまう憂鬱なことになります。

降雨量の多い日本においてレインシューズは必携といっていいでしょう。そこで、グリーンレーベルリラクシングのレインシューズを購入したのでレビューします。

防水性は文句なし!さらに革靴を忠実に再現

まずこのレインシューズは、長靴に一般的に用いられるポリ塩化ビニルでつくられており、防水性は非常に高いです。強い雨の中を10㎞近く、2時間かけて歩いたのですが、浸水は皆無でした。靴ひもの部分から靴下が濡れてくることを恐れていたのですが問題なかったです。短靴なので足首は少し濡れてしまいましたが。

ポリ塩化ビニルを使用しているのですが、ステッチ部分など革靴を細部まで忠実に模してデザインされているため、遠目には革靴にしか見えません。しかし近くで見ると革靴のような上品な光沢はなく、質感はマットです。手にとって見てみるとチープな感じは否めません。

また個人的にはフェイクレザーを使用したGUのプレーントゥのほうがずっと高級感があると思いました。また、ビジネスレインシューズと位置付けられている通り、街着として使用するには工夫が必要なアイテムです。

意外に高い耐久性

とはいえ、ソールはダイナイトソールのような形状でグリップ力に優れており、雨の中でも足を滑らせることはありません。とことん機能的ではあるのです。上の写真は、体重60kgの筆者が15日程度かけて100㎞ほど歩いたソールの状態ですが、思っていたほど摩耗しません。

型崩れしたり、おかしな履きジワがつくこともありません。雨の中ガンガン履いて一切メンテナンスしていませんが、きれいなままです。そして短靴なので暑い日に履いても手持ちのレインブーツのような蒸れを感じることがなく、意外に快適でした。

ただし試着は必ずして欲しい!

一番困ったことは靴擦れ。このレインシューズは足入れ部分の深さが通常の革靴よりも深いようです。

上の写真は手持ちの革靴のなかに定規を入れて深さを測ったものです。下はレインシューズですが、比較するとレインシューズのほうが1㎝ほど深くなっています(定規の端に5mmの余白があるため、実際は写真の目盛りよりもそれぞれ5mmずつ浅くなります)。

筆者の場合、この深くなっている足入れ部分がちょうどくるぶしに当たってしまい、初めて履いたときは痛くて歩けなくなりました。かかと部分にインソールを入れて解決したのですが、購入される場合は、この点についても注意して試着されることをお勧めします。革靴はいろいろ履いてきたのですが、くるぶしの靴擦れは初めての経験で勉強になりました。

いろいろ妥協点はあるけれど…

チープな質感だったり、インソールを入れる必要があったり(筆者の場合はですが)、全て大満足というわけではありません。でも大雨の日でも不安なくガシガシ使えるし、コーデに悩む時間も確実に短くなり、雨の予報で憂鬱になることはなくなりました。

値段も1万800円(税込)と決して高くはなく、雨の日に使えるドレスライクな短靴をお持ちでない方にはおすすめです。ちなみに、筆者はAdidasスタンスミス、コンバースオールスターで27㎝を履いていますが、このレインシューズも27㎝でジャストサイズでした。

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