上質なTシャツ入門にオススメなUNITED TOKYOのDISNOTICEミラノリブVネックTee

日本ではTシャツを着ている期間が意外と長いです。早ければ5月ごろから着られますし、残暑の厳しい年ですと9月でもTシャツで過ごせます。その期間なんと5か月、インナーに使用することも考えればさらに期間は伸びるでしょう。

そんな長期間活躍するTシャツ、折角なので何枚かは少々値段が張ってもよいものを揃えたいものです。長く着るTシャツだからこそよいものが欲しい。そこで上質な、しかし値段は比較的お手頃、そんなTシャツを紹介したいと思います。

UNITED TOKYOの上品な一枚

それがこちら、UNITED TOKYO(ユナイテッドトーキョー) DISNOTICEミラノリブVネックTee (税込5400円)です。半袖Tシャツとしては少々高価ですが、その素材と作りから、十分ハイコスパと言えるアイテムです。

色展開はホワイト、ブラック、グレー、カーキ、ブルー、オレンジ。ブルーとオレンジは彩度が高く派手な印象ですが、少し暗めに調整されているため落ち着いています。スタンダードなホワイト、ブラックをさらっと着るのも良いですが、ブルー、オレンジでもボトムスに黒などのダークトーンを選べばかなり上品な印象に見えるでしょう。

UNITED TOKYOはTOKYO BASEの手掛ける国産ブランドです。メイド・イン・ジャパンにこだわっており、すべてのアイテムが日本製という特徴があります。(以前紹介したSTUDIOUSもこちらの会社が運営しています)

作りの丁寧さは勿論、上質な素材を使っているアイテムが多いのですが、他ブランドの同程度のクオリティのアイテムと比べて低価格で出しているのが嬉しいポイント。

以前店員の方に「なぜこんなにお手頃価格で出せるのか」尋ねたことがありますが「広告を極力使わないことで商品価格を下げることができている」と伺いました。

なるほど、広告費はアイテムのクオリティには直接関わりませんが、確実に商品価格に跳ね返ってくるコストです。こちらを削ることで高品質なアイテムを比較的安価にしても利益が出るのですね。確かにこのブランドが雑誌などに載っているのは見たことありません。

(タグに産地の県のシルエットが入っていることからも国産へのこだわりが伺えます)

ゆったりとしたシルエットに厚めの生地

ではアイテムを見ていきましょう、まずはデザインです。シルエットはゆったりとしており、最近流行のビッグシルエットに近いサイズ感です。サイズ1(S相当)で着丈67.5㎝、肩幅49.5㎝、身幅は49.5cmあります。標準的なSサイズの身幅が大体46cm~48cmと考えるとかなり余裕があります。

ゆったりとしたシルエットだと体に生地が張り付かないため、体型が隠れます。体型が隠れるとプロポーションが悪くてもごまかしが効くので、太ってきてお腹が出てきた、華奢で体のラインが出ると貧相に見えてしまう、という悩みをお持ちの方には特におすすめです。

首周りはVネックになっています。Vネックは深すぎる肌が見える面積が増えるため、女性っぽい印象になる、または下着のように見えてしまうことがあるのですが、こちらは問題ありません。どちらかというと浅めのネックですが締め付けは感じない程度です。

首周りの補強がしっかしされているのと、ストレッチ性のある生地が使われているため、脱ぎ着も楽に行えました。

袖は若干長めですが、袖の裾は広がりすぎず細く作られています。ゆったりとしたシャツは袖もゆったりと広いことが多いのですが、それに比べると随分細い印象です。

袖の裾幅が広いと二の腕の細さが強調されてしまい、腕が細い人は貧弱な印象になってしまいます。逆に裾が細いと二の腕がたくましく見えるので、全体として綺麗なシルエットに見えます。

素材はコットン62%、ポリエステル38%です。生地は厚めで光沢があります。この光沢のおかげで、ゆったりとしたシルエットのTシャツというカジュアルな属性ながらも上品な印象があります。

また、厚めの生地というと硬くゴワゴワしたものを想像しがちですが、こちらは柔らかくなめらかで、伸縮性に富んでいます。厚めの生地のよいところは、体に密着しないために体のラインが出にくいところです。前述した「ゆったりしたシルエットだと体のラインがでにくい」ことと噛み合っていますね。

製品名にもなっているDISNOTICE(ディスノーティス)加工が施されており、汗染みが目立たない仕様になっているのも嬉しいところです。どんなによい服を着ていても汗染みが目立ってしまってはお洒落さ半減です。特にグレー、ブルー、オレンジは汗染みが目立ちやすい色なので、こういった機能があることは重要ですね。

細めの同系色の糸で縫われており、縫い目も細かく綺麗です。ほつれや表から目立つ縫い跡もなく、非常に丁寧な印象を受けます。縫い目が目立つとカジュアルな印象が強くなるため、こちらも上品な印象を与える一要素になっています。

着心地や耐久性はどうか

オレンジのサイズ1を購入し、3回着用、洗濯してみた感想です。生地は厚めですが柔らかくなめらかなため、非常に着心地が良いです。安価なシャツ特有の、チクチクした不快な感触は全く感じません。また、生地全体に程よいストレッチ性があるため脱ぎ着もしやすく、締め付け感もありませんでした。

生地が厚めなので、半袖シャツですが猛暑日には暑くて着られないなと思いました。逆に多少肌寒くてもこれ1枚で大丈夫です。大体気温24℃~30℃程度でしたら1枚で着ても問題ないかと思います。

首元によくあるブランドタグが付いておりません。代わりに生地そのものにプリントしてあります。首周りにタグが当たってチクチクするという悩みとは完全に無縁です。UNITED TOKYOのアイテムは、素肌に着るTシャツやタンクトップはこのような仕様になっていることが多いです。

嬉しい心遣いですね。身長168cm、体重56kgでやや細身の私が着用して、サイズ1でも少しゆったりしていました。ビッグサイズ寄りのデザインなのでゆったりめくらいが丁度よいかと思います。むしろ普段より1サイズ大きく着て、よりビッグサイズ感を強調する着方もおすすめです。

着丈も長めで、ベルト下にかかるくらいです。肌寒くなってきて1枚で着られなくなっても、重ね着要員として活躍してくれそうです。ブルー、オレンジなどの目立つカラーをアウターの隙間からチラ見せさせるのもアクセントになって面白いかと思います。

ここまで見ると中々よさそうですが、Tシャツで重要なのは耐久性です。Tシャツは長い期間着ることになると述べましたが、その分丈夫でないといけません。また、夏場は汗をかくので、肌に接するTシャツはどうしても汚れてしまいます。

そうなると当然洗濯回数は増えるので、それに耐えられなくてはとてもヘビーユースは出来ません(洋服は洗濯で受けるダメージが特に大きいです)。Tシャツにしては少々高めのアイテムですが、高価だからといって丈夫とは限りません。むしろ繊細で高価な生地は耐久性がないことの方が多いです。このTシャツはどうでしょうか。

(洗濯表示は手洗いになっています。洗濯機の手洗いモードで洗うなどケアが必要になります)

3回着用、洗濯した結果ですが、生地にダメージはほとんどありませんでした。生地表面の毛羽立ちや色あせも特に見られません。首周り、袖周りの生地伸びもありませんでした。生地はその厚さもあり、かなり丈夫な印象です。縫い目のほつれも出なかったことから、縫製もしっかりとしていることが伺えます。

洗濯による縮みもほぼ感じられませんでした。生地表面の光沢ですが、これも全く失われていません。これまで掲載していた写真はすべて3回洗濯した後の写真になりますが、光沢がしっかりあることがお分かりいただけると思います。以上から日常のヘビーユースには耐えられると言えそうです。

一枚は持っておきたい上品で機能性も併せ持ったアイテム

ゆったりしたシルエットながら袖周りが細く綺麗に見えるデザイン、厚手で光沢のある上品な生地感。他のブランドで出せば10000円近い値段になるのではないでしょうか。それを5000円台で出せるのは単純に驚きます(しかも日本製!)。

また、ZOZOTOWNで購入するなら5000円以上の購入で送料無料になるので、このアイテム1枚だけでも送料無料になるのも嬉しいところ。いいTシャツが欲しかったけど中々手が出ないと思われていた方は入門として一枚手に入れてみてはいかがでしょうか。

与作

この記事を書いた人

与作

身長168㎝ 体重56kg 靴25.5㎝

IT企業に勤めるエンジニア。私服勤務のためカジュアルファッション研究に余念がない。テーマは「外見と機能性」で、ドレッシーながらスポーツ、ストリートな服装が好み。