とろみ素材で抜け感のある襟ナシスキッパー「ユナイテッドトウキョウ」のVネックロングスリーブシャツ

そろそろまたシャツを着たい時期になってきました。「ベーシックなシャツももちろん良いけど、ちょっとだけ変わった物も着てみたい」。今回は「UNITED TOKYO(ユナイテッド トウキョウ)」から、そんな方に最適な、首元の印象が新鮮なシャツをご紹介します。

抜け感のある、「襟なしスキッパー」

写真のシャツのような、第一ボタンが省かれていて、首元がVネックのような形になっているものを「スキッパー」と呼びます。

今年の春夏に大流行した「オープンカラー」と似ていますが、オープンカラーは「開襟」と言われるように、第一ボタンを省略して、そのまま襟を開いたような形。正確な表現ではないかもしれませんが、スキッパーはもともと首元の生地がカットされているイメージですね。

オープンカラーシャツがトレンドなのは、先シーズン至る所で見かけたのでご存じの方も多いと思います。ですが、実はスキッパーシャツもここ最近増えてきたトレンドのアイテム。レディースではかなり普及しています。

また、通常のスキッパーシャツはボタンが途中までしかない「プルオーバー」タイプの物が多いですが、これはちょっと珍しく、ボタンが下まであり普通のシャツのような見た目になっています。

ここがこのシャツの特徴ですが、スキッパーなうえに、「襟がない」のです。バンドカラーのシャツをスキッパーにしたような感じですね。このおかげで首元がだいぶスッキリした印象になっています。普通の襟のシャツに飽きてしまった方でも、ちょっと新鮮な首元を楽しむことができます。

そして襟がないため、雰囲気はややカジュアルに。通常、シャツでこのような「黒」を選んでしまうと、かなり艶があるアイテムになるのでセクシーになりすぎることも少なくありません。一歩間違うとホストのようなイメージになりかねない。しかし、このような襟がないシャツであれば、「黒」を選んであげても着こなしやすいでしょう。

落ち感のある生地 ウール混で独自の表情に!

生地感に関しても、普通のシャツとはちょっと違い、落ち感の強い生地になっています。なめらかな質感で、少しドレープ感が出ますね。レディースっぽくいえば「とろみ素材」でしょうか。

また、そこそこ厚手で、しっかりとハリがあります。もちろん1枚で着るのもオススメですが、ワンサイズ上げてシャツアウターのようにも使えます。

素材は、ポリエステル70%、毛30%。ポリエステルがメインなのでとろみ感が出ますが、ウールが30%混紡されているおかげで少し起毛感があり、落ち着いた表情になっています。化繊らしいわざとらしいテカリもあまり強くないです。

肌触りも悪くありません。ウールが混ざっていることをしっかり認識できますね。ウール独特のサラサラ感を感じます。

ちなみに家庭でも洗濯可能です。その場合でも、出来れば手洗いか洗濯機のドライモードがオススメ。中性洗剤で慎重に洗ってあげましょう。ある程度厚みがあって比較的シワになりにくい生地なので、洗濯後にきちんとシワを丁寧に伸ばしてやればアイロンなしでもそこまで問題ないでしょう。

ディテール

着丈は後ろ身頃の方が長くなっています。着丈は長い方が「腰の位置」が隠せるので、上半身と下半身の境界線が分かりづらくなり、「脚長効果」があります。しかし、着丈を長くするとその分野暮ったい印象になってしまうというデメリットもあるのです。

そのため、前身頃は少し短くしてスッキリとした印象にしつつ、後ろ身頃は長く「脚長効果」を発揮できるようにしています。「前から見たら変わらないじゃん」と思うかもしれませんが、人を真正面から向かい合って見る機会は実はあまり多くないはず。大抵、少し角度をつけて見る機会のほうが多いと思いますが、そんなときにこのディテールが役立ってくれるのです。

また、裾の処理は丸み帯びている「ラウンドカット」。直線的にまっすぐ切られた「ボックスカット」より、上半身と下半身の境界線が分かりづらくなるので、これも体型を綺麗に見せることに貢献してくれます。

袖はこのようにボタンが一つだけついているシンプルなデザイン。ボタンも安っぽくないので嬉しいですね。元々少しゆったりしたシルエットのシャツですので、袖を巻くって、細い「手首」を出してあげるとグッとスッキリとした印象になります。

胸元には正方形に近いシルエットのポケットが一つ付いています。身頃の生地にピッタリ張り付いているのでそれほど目立たないですね。

また、フロントのボタンの数は、通常のシャツは7個であることが多いですが、このシャツは5個。襟が無かったりスキッパーだったりする分、少なくなっています。

後ろ身頃にはこのように「サイドプリーツ」があります。ちょっと見づらいかもしれませんが、腕を動かしたときにこの部分の生地の余りが伸びてくれるので、生地が張る感じが軽減されます。

サイズ感について

ややゆったり目のシルエットですが、もう少しルーズに着てみたかったのでサイズは「3」を選びました。私は175cm65kgで、普段シャツはMサイズ、時々Lサイズなので、本来は「2」サイズがジャスト。「3」サイズで袖が親指の付け根にかかるくらいのサイズ感で着ることができます。

「3」サイズの寸法は実寸で、着丈81cm、肩幅46cm、身幅58cm、袖丈64cm。シルエットがゆるいことでも、「黒シャツ」の艶のあるイメージがさらに軽減されますね。中にTシャツを入れる余裕もあるので、シャツアウターとしても問題なし。

先ほど少し触れましたが、もしワンサイズアップして着たときに少し野暮ったく感じたら、「袖をまくる」ことをしてみてください。首、手首、足首の「3首」の一つである「手首」は目立ちやすい箇所。ここがルーズであれば全体的にルーズな印象に。ここがスッキリとしていれば、身頃がルーズでも全体的にスッキリとした印象になります。

袖を巻くって細い「手首」を見せれば、野暮ったい印象はかなり軽減されるはずです。オシャレな人は無意識にシャツの袖を巻くっていますが、このような効果があるのです。もちろんこのシャツ以外でも使える技なので、ぜひお試しを。

ユナイテッドトウキョウの「Vネックロングスリーブシャツ」。価格は1万584円(税込)です。「襟なし+スキッパー」で新鮮な首元が楽しめるうえに、生地感なども良く、細かい箇所もしっかり作られているので、かなりコスパが良いアイテムだと思います。オススメです。

より詳しいレビューはこちらから↓

おすすめメンズシャツを12点レビュー!あなたならどのシャツを選ぶ!?

2017.10.17
Kouki

この記事を書いた人

Kouki

身長175cm 体重65kg 靴27.5cm

普通だけど、かっこいい。そんなスタイルを目指して模索中。服自体はもちろん、服を着て楽しいと思える瞬間が大好き。 ツイッターでファッションについてつぶやいています。

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