今回8424円(税込)で購入したのは、「URBAN RESEARCH DOORS/FORK&SPOON Ballet Shoes(バレエシューズ)(https://goo.gl/71kie8 )」の「ホワイト」でサイズ41になります。
そもそもバレエシューズとは「ダンスのバレエを踊る際に履く靴」のことです。
バレエといっても、上履きのような靴もありますが、今回紹介するものは、革靴のようなデザインをしているものです。要するに、簡易的な革靴のことです。
ソールが薄く、革靴と比較すると重厚感がありません。もともとはレディースで流行っていましたが、メンズにもその流れがやってきています。
ディティール解説
まずは全体の画像から。

前からかかとまで継ぎ目なく一枚の合皮(公式サイドでは素材は革でなくポリウレタンとなっています)でできています。フォーマルな靴である内羽根(革靴の紐を通すところを鳩目といい、この鳩目が並んでいる部分を羽根といいます。この羽根の部分が紐をキュッと締めたときに足の甲で合わさるようなデザインの物を「内羽根」といいます)のデザインを取り入れているので、シンプルになっています。
シンプルと言っても、よく生地を見ていただくとわかるかと思いますが、表面にはシボ加工(皮革表面に見られるシワのような模様のこと)が施されています。このシボ加工が、靴に表情を与えています。

シボ加工が施されていると、光沢のないマットな表面になっているのではないかと思ってしまうかもしれませんが、そこはしっかりと考えられています。光が当たれば光沢を感じる、そんな表情も見せてくれます。
光沢があると何がいいのか。それは、普通の革靴と同様、ドレスな印象を与えてくれるということです(ドレスな印象とは、カジュアルと反対の印象で、スーツを着たときの「かっちりとした印象」の事です。詳しくは:https://goo.gl/k3Gdy3 )。
また、素材のせいか、生地は柔く、履き心地もスニーカーに近いところがあります。素材が柔らかいと何がいいか。
スニーカーでは滅多に起こりませんが、革靴ですと一度や二度は靴擦れがおき、履くのをためらくことが多くありませんか?ましてや、休みの日に履く革靴ならなおさら。靴擦れを起こすとタンスの肥やしならぬ下駄箱の肥やしになってしまいます。
見た目は革靴っぽいのに、履き心地はスニーカーに近いので、毎日でも履きたくなりますよね。
ソールが薄いところもポイント

白は膨張色です。足元に膨張色である白色があれば、目立ってしまします。革靴ライクなこの靴でも、ソールが厚いと野暮ったくなってしまいます。

厚底の靴は物理的に身長をのばす効果がありますが、一方で、「あの人厚底の靴履いているよ」とコーディネートの中で靴が悪目立ちしてしまうことがあります。
ファッションは全身のバランスです。どんなにトップスとボトムスでキメていても、靴の印象が強ければ、全体のバランスが崩れてしまいます。
ソールが薄いと悪目立ちせず、コーディネートのバランスを崩しません。全身の印象を靴で台無しにしてはオシャレに見えませんよね?ですので、ソールが薄いこともポイントです。
ソールの薄さと歩き心地はトレードオフ、その解消法
ただし、ソールが薄いため、弊害が生じてしまいます。それは、クッション性がほぼ無いことです。
短い距離を歩いただけでも足に負担がかかってしまいました。ソールが薄いことと、歩く快適さは別物です。普段スニーカーやソールが暑い革靴を履いているため、なおさらこの歩き心地にはびっくりしました。
この靴に快適さを求めるために、インソールを入れました。
まずはインソールを入れていない場合の写真です。

かかとには指一本分の余裕があります。また、くるぶしの部分が少し靴と干渉してしまっています。

一方、インソールを入れてみるとかかとには少し余裕があります。また、くるぶしと靴の干渉がなくなりました。
使用したインソールはかかと部分が7mm、つま先部分が5mmものもを使用しています。インソールの分、足が上にあがってしまいますが、横の窮屈さは感じませんでした。足の甲の窮屈さは紐で調整できるので、こちらも感じませんでした。
この状態で一日歩いてみたところ、足への負担は軽減されたように感じました。また、歩き疲れもありませんでした。というわけで、インソールを入れることを前提にサイズを選ぶとよいかと思います。公式サイトの表記では41が25.5cm、42が26.0cm、43が26.5cmとなっています。ご参考に。