ベレー帽といえば、ファッションに興味のない人にとって敬遠しがちなアイテム。「どういう風にかぶればいいのかわからない」「前髪は出すの? 出さないの?」などの疑問が先行して、他の帽子に比べると挑戦するハードルが高くなりがち。
しかしそんなハードルさえクリアすれば、ベレー帽はすごく汎用性の高いアイテムといえます。ハットよりキメすぎにならず、キャップよりカジュアルでもない。様々なコーディネートにバランスを崩すことなく取り入れられ、脱地味ができるのです。
今回紹介するのはURBAN RESEARCH DOORSのデニムベレー。詳しくは後述しますが、かぶったことのない人でも使いやすく、簡単に様になる工夫がなされたアイテムです。
通年使えるデニム生地

ベレー帽といえば秋や冬を思い浮かべる方が多いと思います。しかし素材を選べば春夏も着用可能です。
URBAN RESEARCH DOORSのデニムベレーの生地は、その名の通りデニム。オールシーズン使えるコットン100%の素材です。デニムアイテムは着用すればコーディネートに爽やかさを与えてくれます。
顔まわりにあるアイテムは目立つので、小さいベレー帽でもしっかりと存在をアピールできます。一般的なウール素材のベレー帽よりはカジュアルですが、キャップほど子供っぽくもなく、使いやすいと思います。
サイズとシルエット、かぶり方
ベレー帽といえば気になるのは頭周りのサイズ。デニムベレーの表記は58cm。ゴムなどは使われておらず、伸縮性は皆無。メリットとしては締め付けや、ずり上がりがなく、着用が容易なことが挙げられます。
デメリットは伸縮性がないのでそもそも頭入らない人は使えないことと、風で飛ばされやすいことです。被った時のシルエットはミリタリーベレーに近いです。チョボはついていません。

冒頭でも触れたベレー帽のかぶり方。今回紹介しているデニムベレーの場合、斜め後ろから被り、左右どちらかの生地をつまんで流すだけで形を整えることができます。筆者としてもオススメのかぶり方で、とても簡単で手早く綺麗なシルエットになります。写真の場合前髪は出ている状態になります。
もちろん前髪をしまうかぶり方も可能です。前髪を全てしまえる角度でかぶり、先ほどと同じように左右どちらかに流す。髪を出すかどうかは個人の好みによるところ。どちらも絶対NGなどということはないので、自分の好きなように着用することをオススメします。
洗濯方法、まとめ

洗濯についてですが、液温40度以下での手洗いが可能となっています。干し方は日陰での平干し推奨。
またデニムベレーはインディゴ染めなので、濡れた状態で白物などに触れたり摩擦すると、色移りする可能性があります。夏場に着用の際は汗で濡れることもあるかもしれません。特にご注意を。
デニムベレー自体の色落ちは、経年変化として楽しめるかもしれません。今回紹介したデニムベレー、通年使えて気軽に脱地味できるので、とても便利なアイテムだと思います。
かぶり方も簡単でシルエットも申し分ない。実店舗で見かけた時などには、ぜひ恥ずかしがらずに試着してみることをオススメします。お値段は3780円(税込)。