堅牢なホワイトハウスコックスのレザーブレスレットをレビュー

秋冬のアクセサリーとして活躍してくれるのが、レザーブレスレット。レザーは夏だと蒸れたり汗をかいたりして使いづらいですが、涼しい時期なら大丈夫。

老舗レザーブランド「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」から、オススメのレザーブレスレットをご紹介します。

「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」とは

「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」とは、1875創業の英国の老舗レザーブランド。

財布をはじめとした高品質なレザー小物アイテムを作り続けています。耐久性が強く、艶が特徴的な「ブライドルレザー」でも有名ですね。数あるレザーブランドの中でも知名度は群を抜いており、日本でも高い人気があるのでご存知の方は多いと思います。

日本を代表するセレクトショップ「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」の銀座店の一角には「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」のブースがあるのですが、魅力的なレザー小物が豊富に揃えられており、見に行くたびについつい手に取って眺めてしまいます。

そこで気になったのが、これからご紹介するブレスレットです。

英国老舗ブランドが作るレザーブレスレット 一周巻きと二周巻きの2タイプあり

こちらがそのレザーブレスレット。シンプルな一周巻きのタイプもあったのですが、もう少し目立つ物が良かったので二周巻きのタイプを選びました。価格は二周巻きで8640円(税込)、一周巻きで6480円(税込)です。

伸ばしてみるとこのような感じに。全長は実寸で42cmでした。片方の端に輪っかがあるので、そこにもう片方の先端を差し込んで装着します。

経年変化を楽しめる上質なレザー素材 「編み込む」ことによって表情が現れる!

このアイテムの最大のウリが「素材」ですが、やはり老舗ブランドなだけありレザーの品質は確かなもの。ずっしりとした艶があり、思わず見惚れてしまいます。

ブレスレットなのでアイテム自体は小さな物ですが、ちゃんと存在感がありますね。上質なレザーなので、使っていくごとに経年変化が味わえます。

そして特徴的なのは、レザーを「編み込んでいる」ことこれによって素材にしっかりと表情がつくのです。いわゆる「イントレチャート」という手法ですね。職人が手作業で編み上げているんだそう。

通常、このような細いレザーブレスレットだと、加工せずにレザーをそのまま使うと目立ちにくくなってしまうもの。なので、巻き数を増やして存在感が出るようにした物が多いですね。もしくはブレスレットそのものを太くしている物も。

しかしこれは編むことによって表面に凹凸がある分、細くてもちゃんとブレスレットとしての効果を発揮してくれるのです。写真は二周巻きタイプですが、一周巻きのタイプでも腕元が寂しく感じにくいです。

メンズファッションは「わざとらしさ」を嫌うので、オシャレに見せたいのであればアクセサリーをゴテゴテに付けるのではなく、自然にサラッと付ける必要があります。

この「自然に」という加減が難しいところでもあり、「なるほどわかった、じゃあなるべくシンプルな物を選べばいいでしょ?」となると、今度は逆に目立ちにくくなってしまう。

悪目立ちはしないけど、しっかり存在感があるものを選ぶ必要があります。せっかくアクセサリーをしても気づかれなかったら残念ですから。そのバランスを取るのが難しいんですよね。メンズのアクセサリー選びはちょっと大変です。

カラーバリエーションも豊富 定番色からビビッドカラーまで

色に関しては、最初はブラウン系のレザーらしい色の物が気になったのですが、最終的に購入したのは「ネイビー」。レザーらしいブラウンカラーとはまた違った、ネイビーが持つ都会的な印象に惹かれました。

このネイビー、なかなか深い色味をしています。明るさ的には一般的なネイビーよりも少し明るく、ブルー寄り。インディゴのような色だと言っても良いでしょう。レザーの素材と合わさって、なかなか雰囲気があります。

ネイビーの他には「黒」「ダークブラウン」「ベージュ」「レッド」というカラーバリエーション。最も色の変化が楽しめそうなのは「ベージュ」カラーですね。レザーの雰囲気抜群の明るいブラウンで、使っていくごとに色が濃くなっていくのが楽しめるでしょう。

「レッド」はビビッドな赤色でかなり派手なカラーですが、素材がレザーなので子供っぽい印象にはなりません。

男性が洋服でビビッドなカラーを取り入れるのはやはり抵抗があると思うので、こういった小物で取り入れてみるのは良いでしょうね。手首のワンポイントのアクセントとして使えそうです。

「黒」や「ダークブラウン」などのダークカラーも、定番ですが使いやすく、レザーの重圧な雰囲気もよく出るので良いと思います。

着用イメージ 腕時計とのコンビネーションもオススメ!

装着するとこのような感じになります。

人によって腕の太さが違いますが、私であれば長さに少し余裕があり、腕を振ると少し動きます。レザーブレスレットは少し余裕があるサイズ感がちょうど良いと思います。付け心地も良く、長く装着していてもストレスは感じないですね。

右腕にレザーブレスレット単体、もしくはシルバーブレスレットとのコンビネーションを楽しむのはもちろん、左腕に装着して腕時計と組み合わせてみるのも良いでしょう。

ブレスレット自体の太さは細いので、腕時計と組み合わせてもゴチャゴチャした雰囲気にはなりません。細いものと太い物を合わせるのがコツですね。レザーとナイロンの異素材を合わせてみるのも面白いです。

ちなみに時計のベルトは「NATOストラップ」と呼ばれるナイロンベルト。腕時計のベルトはステンレスやレザーが一般的ですが、こういったナイロンの物に付け替えてみるのも気分を変えられてオススメです。

こちらの「NATOストラップ」が気になった方は、以前レビューを書いたのでこちらから是非ご覧ください。https://fuku-labo.com/nato-watchstrap

今度はネイビーのNATOストラップと組み合わせてみました。アクセサリーを組み合わせるコツは、なるべく素材・色・大きさが違う物を組み合わせること。統一感を出さないことです。

「同じネイビー同士だとパッとしないかな?」と思いましたが、素材や太さが違い、また同じネイビーでもトーンに差があるので、この組み合わせも案外しっくりきました。

レザーブレスレットに挑戦するなら今がベスト!

これから涼しくなってくるので、レザーアクセサリーに挑戦するなら今がベストなタイミングです。

また、今後はファッショントレンド的に「装飾性」が求められるようになってくるので、アクセサリーを使う機会も増えてくるでしょう。

「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス)」のレザーブレスレット、価格は二周巻きが8640円(税込)、一周巻きが6480円(税込)。少し値は張りますが、レザーの雰囲気も抜群。オススメです。