ワイルドシングスのサコッシュはデザイン性耐久性もバッチリ!

トレンドがシンプルなノームコアから装飾性へと移行中の今、コーディネートを新鮮に生き返らせるてくれる小物が注目を集めています。

中でも人気はサコッシュバッグです。様々なデザインが比較安価で手に入るため、コーディネートで個性を出しやすく、また見せる範囲を変えることで印象を変えたり、ワンポイントとして使うなどアレンジがしやすい特徴があります。

ただ現在出回っているサコッシュバッグのなかにはデザインや配色が派手で使いにくいものも。ところがワイルドシングスのサコッシュバッグはデザインこそ個性的でありながら、コーディネートを崩さないアイテムです。実際に使用してみて、使いやすいポイント、気になったポイントを紹介していきます。

個性的だけど大人も使えるデザイン

アメリカの登山家が1981年に設立したWILD THINGSは主に登山用衣服を扱うメーカーです。アウトドアメーカーでありながら、街着としても着用しやすいデザインのものが多いので人気のあるブランドです。

岩とフリークライミング中の人物が表現されているデザインは一見奇抜ですが、配色が3色に抑えられているので子供っぽくは見えません。というのも、色は彩度が高く数が多いほど子供っぽくなります。ベースが黒で彩度の低い緑と白のためそれほどカジュアルな印象はないかと思います。

生地感

アウトドアメーカーだけあって、素材にはこだわりがあります。コーデュラというナイロンの7倍強い生地を使っているため耐久性と耐水性に優れ、街着以外のアクティブなシーンでも使えます。

筆者はスノーボードに行った際、リフトのなかで読書をするためにウェアに背負って何度か滑りましたが、糸がほつれたり破れるなんてことはありませんでした。また耐水性に関してですが、撥水性があり完全防水とまではいきませんが、多少の雨であれば中までしみることはありません。

ただカバンの閉じ口が後述するように完全に密閉されないのでそこから水が侵入する可能性もあります。また、重さは実測で150gと軽く、ストレスになりません。

ベルトは車のシートベルトに使われていそうな素材感で丈夫です。また肩掛け部もクッションが入っいてチープな印象もありません。

ボタンの使いやすさ

他と違うからこそ個性が生まれるものですが、このバッグの特徴として3点のスナップボタンで口を閉じる方式を採用しています。パッと見中身がなにかの拍子にボタンとボタンの隙間から出てきてそうに見えますが、使って物が落ちることはありませんでした。ただあまりにも小さいもの控えたほうがいいでしょう。

逆に金属製のジッパーの場合サコッシュバッグと服が引っかかって生地がほつれてしまうことがあったので、その点は気にせず使用できるので、メリットでもあります。カバンを閉じる時も片手でボタンを留められるので、そういった意味でもいかにもアウトドアの仕様といった感じです。

収納が少なく紐が気になる場合も

ただし、留め具のスナップボタンが内に入ったところに付いているので見た目以上に容量はありません。B5の小冊子がギリギリ入る大きさです。実寸だと横320mm縦220mm(スナップボタンまでだと188mm)。

例えば、折り畳み財布とスマホ、眼鏡ケースいれると結構いっぱいになります。

これ以上入れることも可能ですがパンパンになるので、使い勝手が悪くなるため、これが限界ですね。サコッシュバッグの中でも容量はない方なのでカバンとしてがっちり使いたい人には物足りないと思います。

もう一点、ベルトがシートベルトに見えなくもないので気になる人もいるかもしれませんね。「個性」と「使いやすさ」のバランスが良く、耐久性もあるため一年中様々なシーンで使い回しのできる「ワイルドシングス サコッシュバッグ」。価格は4860円(税込)。

デザイン的にも素材的にも長く使えそうなのでそこまで高くはないのかなと思います。個人的はデザインが気に入っているので買って満足です。他にも様々なデザインがあるのでぜひ見てみてください。

ともい

この記事を書いた人

ともい

身長178cm 体重70kg 靴28cm

太ももが太いのが悩み。ファストファッションと古着を組み合わせが好きな社会人。