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ミノルタ CLE ZSZ 50 周年記念モデル・ボディー + ライカ　沈胴エルマー 50mm f:2.8 中古美品

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『ミノルタ CLE ZSZ 50 周年記念モデル・ボディー + ライカ　沈胴エルマー 50mm f:2.8 中古美品』はセカイモンで8593f492から出品され、70の入札を集めて01月07日 16時 52分に、108000円で落札されました。即決価格は108000円でした。決済方法はに対応。大分県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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標記「 Minolta CLE ZSZ 50 周年記念モデル・ボディー + Leica 沈胴 Elmar 50mm f:2.8」中古美品を出品いたします。カメラボディーである「Minolta CLE」は、ミノルタが一時ライカ社と提携して製作した自動露出機構を備えた「Leitz-Minolta CL」の経験をもとに、ミノルタが独自に製作・販売(1981年)したライカ・バヨネット式のレンジファインダーカメラである。国産のカメラとしては、ライカのレンズが直接装着できる希少なカメラであった。世界に冠たる「大ライカ」は、1960 年代になるとカメラの中心が一眼レフに移りつつあるという情勢が予見できず、過去の栄光・レンジファインダー式に固執してしまった。そのために、一早く一眼レフカメラ製作に重点を移していた、ニコン、キャノン、旭光学、コニカ、ミノルタなどを中心とした日本のカメラ業界に、カメラの王座を奪われ、ライカは衰退の一途をたどりつつあった。特に、ライカは電子技術に弱く、自動露出機構などをカメラに組み込む技術力が欠如していた。ミノルタとの提携は、自動露出機構の開発で技術力を誇っていたミノルタの力を借りて、ライカの再起を図ったものと思われる。ここに及んでも、ミノルタにほとんどのカメラ製作を負わせておいて、世界的には「Leica CL」という名称でカメラを発売し、日本国内限定で「Leitz-Minolta CL」というカメラ名を許したのだった。提携解消後、Leitz-minolta CL の経験を活かして発売したのが「Minolta CLE」であるが、レンズの装着方式は、ライカバヨネットと同等、互換性があります。CLEはCLの後継機として小型軽量などのコンセプトは継承しましたが、内部構造は異なり、より実用的なレンジファインダーカメラとなっています。CLEの最大の強みは絞り優先AEを採用したことで、ここまで小型なレンジファインダーカメラで絞り優先AEが使えるカメラは他にありません。露出機構もシャッター幕に描かれたドットパターンの反射によって測光する方式に改良され、フラッシュを使った撮影時もAEが使えるように性能がアップしています。その他にも、28mmレンズ対応、ファインダーや操作系の改良などを行い、使いやすいレンジファインダーカメラになりました。ミノルタから発売されたレンズは三種類あり、広角 28mm 標準 40mm 望遠 90mmで、ライカ社製のレンズに比べればコストパフォーマンスの良さは抜群です。

出品されたボディーは、「愛知県写真材料商協同組合」の創立50周年を記念して作られたモデル。「ZSZ」は母体である「全日本写真材料商協同組合」の略で、100台限定でボディにトカゲ革を使用して製造されました。ミノルタが消費者サービスとして「トカゲ革」張りのボディーを提供したこともあるそうですが、それらには「ZSZ」ロゴが付いておらず、すぐ見分けられるようです。出品されているボディーは、まさにこの 100台限定品の一台です。大切に使われてきたボディーですが、製造後40年近くたっており、使用に伴う擦れや汚れはありますが、概してきれいな一品で、希少なボディーといえます。

この希少なボディーに、このボディーと同時期に発売された、Minolta Rokkor 28mm f2.8、40mm f2.0，あるいは、90mm f2.8 を装着と行きたいところですが、今回は本家の Leitz 社製の銘レンズ Leitz Elmar 50mm f2.8 沈胴式を組み合わせてみました。

式は

（2023年 4月 8日 23時 37分追加）
ライカ・レンズ Elmar は、バルナック時代より製造販売されてきたライカの銘レンズであり、50 mm の標準レンズは、沈胴型となっている。沈胴型のレンズは、使用しない時は鏡筒部をレンズ室に押し込めることができ、コンパクトに収納できる利点がある。Elmar を冠してあるレンズは、28 mm から１３５mm まであるが、初期の頃は f3.5，後に f2.8 となっている。Elmar より明るいものに、Summicron 、Summiluxという名称がつけられている。出品している Elmar 50mm の製造番号は「 166・・71」と刻印されており、「ライカブック」によれば 1959 年度製品と記録されている。この時期の Elmar は、初期の Elmar に比べ使い易くなっており、作りも凝っていて、見ごたえのあるレンズといえる。生作されてから 65 年近く経過した古いレンズであり、沈胴部に擦れ跡が少し残っている程度で、良品といえる。最近のレンズでは、沈胴式のレンズは少なく、最初は操作に戸惑うかもしれないが、慣れてしまえば、「引き伸ばして、クルッ」という操作も楽しくなってくる。レンズキャップはライカの純製品をつ付けるが、UV フィルターは、ニコン製のねじ込み式フィルターが付く。フィルター径が希少であるため、ニコンの黒色フィルターをやっと探し出し、とりあえず装着していたのである。

これ以外の添付品は、特製総革ショルダーストラップ、使用説明書(コピー版)である。ボタン電池(SR44)が二個必要であるが、落札者が入手してほしい。

出品しているカメラボディーとレンズは、製造されてから 50 年内外経過しているビンテージ品である。ビンテージ品にご理解のある方、ノークレーム・ノーリターンでの入札をお願いいたします。

（2023年 5月 3日 9時 15分追加）
このカメラ一式は、あくまでもオークションでの落札者のみに譲渡されるものであり、ヤフオク規約に則って契約がなされるものです。ヤフオク管理外の取引きはできません。