ホワイトハウスコックスの長財布はスタイリッシュで耐久力抜群。ハイブランドよりオススメ?

「オシャレ」を志す上で、小物を買う余裕があるならトップスを買ってしまいがちだと思います。しかし、財布などのレザー小物は使用頻度が高いアイテム。ちょっと奮発して良いモノを買っておきたいところ。

しかしながら、ハイブランドは予算的にも手が出しづらい、そんな方に手に取って頂きたいのがホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)のロングジップウォレット(S2622)です。

イギリスの超老舗レザーブランドで熟練職人によって加工されたレザーの品質は高く、使い込む楽しみもありながら、デザインもシンプルでどんなスタイルにも合わせやすい逸品です。

大人の気品溢れる高品質レザー

ホワイトハウスコックスは1875年創業のイギリスの超老舗レザーブランドで高品質なレザーグッズを長年作り続けています。熟練職人によって加工されたレザーは非常に美しい風合いを持っています。

パッと見ても「良い小物を使っている」とわかるので、デートなどここぞという時には持ってこいです。それでいてハイブランドのような嫌味もありません。レザーの高級感に加え、ブランド名の刻印されたジップスライダーはくすんだシルバーの風合いで大人っぽく、味わい深い印象と言えます。

(放置しているとこうなる)

(ちょっとした気遣いで綺麗に馴染む)

財布に使用されている「ブライドルレザー」は馬具用に使用される「ロウ引き加工された革」のこと。非常に耐久性が高く、ロウ引き加工なので防水性もあります。そんな「たくましい」ブライドルレザーは使い込むことでより味わいが出てきます。

筆者は購入してからまだ約1年ですが、非常に愛着が沸いており、ちょっとした傷はまるで勲章のようです。レザー小物は長年使うものだと思います。ブライドルレザーはロウ引き加工が、使い込みによってどんどんなじんでいき風合いが増していくので、レザー小物の醍醐味である経年変化をより楽しめる素材です。

ただし、ポケットの裏など、普段表に出ない部分に関してはロウ引き加工がなじみにくく、レザーの表面のロウの浮きが目立ちます。少し撫でてあげるだけでレザーに馴染んでくれますが、この辺り気になる方は適度にメンテナンスしてあげる必要があるでしょう。

(昔使っていた財布、持ち手が外れてしまった)

また、レザー自体の耐久性だけでなくジップのスライダーが金属性で、壊れにくくなっていることも個人的にポイントだと思っています。筆者が以前使っていた別の財布は持ち手がレザーで外れてしまいましたがそのような心配もありません。

使用の度に力が加わる部分になりますのでレザー小物を長く使う上で非常にありがたい仕様かと思います。

使用感と機能面について

3辺ジップの長財布になりますが、サイズはタテ10cm×ヨコ19cm、厚み2.5cm。タイトなパンツの場合、背面ポケットに入れるのは厳しいです。また、重みもあるため、ジャケットの胸ポケットに入れるのも避けた方が良いでしょう。筆者はバッグを持ち歩かない場合は基本的に手持ちしています。

機能面としては、札入れ2、小銭入れ1、カード入れ8、ポケット2となっています。お札もすっぽり収まるサイズ感でカードも日々利用するには十分かなと感じています。

使い始めは若干カード入れがレザーの固さで出し入れしづらい印象でしたが、購入から1年たった現在、特に使用していて気になる程ではありません。

価格は4万9000円(+税)。筆者は幸運なことにアーバンリサーチのセールで3割引にて購入いたしました。ちょっと奮発して良い財布を長年使い倒したいと考えていらっしゃる方に是非手にとって頂きたい逸品です。