ゾゾヒートとヒートテックを比較!実際に着用してみた結果!

ZOZOTOWONから機能性インナーが新発売されました。その名もZOZOHEAT(ゾゾヒート)。冬の機能性インナーといえば、ユニクロがその嚆矢ですが、今回、ZOZOHEATがヒートテックにどの程度迫っているのか検証してみました。結果をまずいっておくと、機能は同等で、サイズが1000以上あるZOZOHEATに軍配が上がりました。

まずZOZOHEATは大きく分けて2種類あり、化繊に5%だけメリノウールが混紡されたタイプと天然コットンを95%使用したタイプがあります。前者は990円(税込)に対し、後者は1290円(税込)です。今回は化繊タイプとヒートテッククルーネックT(9分袖)サイズMを比較します。まず、価格はヒートテックが990円(+税)で1069円に対してZOZOHEATは990円(税込)と若干安く設定されていますが、ZOZOは実店舗を持たないため送料が一律200円かかり、1190円(税込)になります。

ラインナップは今後に期待

ZOZOHEATの種類ですが、今現在ではクルーネックとVネックの2種類のみ(メンズ)。カラーもアイボリーとブラックしかありません。

ヒートテックはクルーネック、Vネック、タートルネック、半袖(クルーネック、Vネック)と多様で、カラーもホワイト、ダークグレー、ブラック、ネイビーと多色展開されています。パッケージはヒートテック同様コンパクトになっています。

素材について

生地はZOZOHEATがアクリル48%、レーヨン44%、ウール5%、ポリウレタン3%に対して、ヒートテックはアクリル28%、レーヨン34%、ポリウレタン5%、ポリエステル33%です。ウールが配合されていますが、チクチク感はありません。

肌触りは、ヒートテックがツヤあってツルツルした着心地で、ZOZOHEATはツヤが少なめのコットンのような着心地でした。保温性に違いはなく、後述するようにジャストフィットさせたサイズを選ぶことで、保温力はさらに上がります。

タグレス使用

ZOZOHEATの洗濯表示タグは首元のプリントのみ。これは敏感肌の人には嬉しい使用。どちらも家庭で洗濯可能です。

自分だけのサイズ

ZOZOが1番ウリにしているパターンオーダーによるサイズ感ですが、ヒートテックの8サイズに比べ、なんとZOZOHEATは1000以上あります。これはZOZOスーツで計測した自分の体に合ったサイズで購入が可能だからです。一度計測しておくと、自分の体にぴったりしたものが買えるので、体の生地の間の隙間がなくなり、保温性がアップします。

実際に着用すると

 


(こちらがヒートテック)


(こちらがZOZOHEAT)

余計な隙間が生まれず体にフィットしてることが分かります。どちらも吸湿発熱という機能は同じですが、ZOZOHEATの方がフィット感のおかげか若干暖かいといった具合。筆者はZOZOスーツで自分のサイズを計測済みですが、ZOZOスーツを持っていない人でも大丈夫です。身長、体重、年代、性別を入力するとZOZOが過去のデータから最適なサイズを教えてくれます。またレイヤード目的で買う場合も着丈のみを調整(4cm単位)出来るので、大きめサイズを買って保温効果が弱くなるという事もありません。

もう少しラインナップが増えると嬉しいです。特にタートルネックは必須でしょう。ただし、吸湿発熱の暖かさはヒートテック同等なので、自分の体にジャストフィットするアンダーウェアが必要であれば、十分にヒートテックの代用が可能です。サイズ感でいえば、ヒートテック以上だと言えます。

 

hirotaka

この記事を書いた人

hirotaka

身長:173cm 体重:58kg 靴:26.5cm

基本的にシンプルな服装を好みます。 週に一度は服を見に行かないと具合が悪くなります。