ダナーのマウンテンライトは悪天候でも履けるマウンテンブーツ

Danner(ダナー)は1932年創業のアメリカのブランド。世界で初めてゴアテックス素材をブーツに使用したことでも有名。なかでも今回紹介するのはDannerのなかでも1、2を争う超人気シューズであるMOUNTAIN LIGHT(マウンテンライト)をレビューしていきたいと思います。

値段と使用期間について

Dannerはレザーを使用している商品が多く値段もちょっと高いです。人気モデルであるダナーライトとダナーマウンテンライトは特に高く6万円近くするため手を出しにくいかと思います。筆者もそうでした。何度もお店に足を運び試着して、欲しい!と思いながらも値段で諦める。

という行動を何回も行ったぐらいです。筆者は運よくDannerがABCマートに買収される前に直営のアウトレット店舗でB級品を少し安く購入することが出来たのですが結果としてとても満足しています。現在は直営のアウトレット店舗はなくなってしまっているためABCマートや定番モデルになるので古着屋さんにて中古を探すのも手かもしれません。価格はABCマートにて5万9400円(税込)です。

筆者は4年前に購入したのですが、使用頻度がそんなに高くないので、まだソール交換もしたことがありません。定期的にオイルを塗りこみブラシをかけてと手入れをしていたため写真の様に状態はとても良いです。

履き心地について

御覧の通り履き口は大きいです。そのため紐を解けばスムーズに足をいれることができます。フックが片足に左右合わせて4つついているため脱ぎ履きする際には、しっかりとフックに紐を通して履く必要があります。フックを使いちゃんと紐を閉めると、マウンテンブーツのため足首までしっかりと固定されます。

初めて履いた時から今も変わらず、履き心地の良さにはびっくりしています。購入時にはインソールが付属していないのでインソールを入れて履くことを筆者はおすすめしますが、そのまま履いても特段足が痛くなるほどではありません。

靴ずれについてですが、履き心地はとても良いのですが、筆者はマウンテンライトでは足首の上のアキレス腱あたりで靴擦れしました。履き口が硬いため歩き始めは擦れてしまい靴擦れしやすいのかもしれません。

特徴と素材、サイズについて

マウンテンライトのレザー部分は本革の中でも贅沢なフルグレイン防水レザーを使用しています。そう、マウンテンライトは防水ブーツなのです。しかもアッパーだけではなく、内部のファブリック素材は有名なゴアテックス。蒸れを防ぎ水の侵入を防ぎます。

画像を見てお気づきになりますでしょうか。普通の靴とは異なる点があります。そう、タンです。タンが2重構造になっているのです。S字の様に2重にタンをすることによりタン部分からの水の侵入をも許しません。この3つの防水機能から、マウンテンライトは高い防水性能を誇ります。

筆者は雨の日によくマウンテンライトを履きます。一度大型の台風でとてつもない雨の日に仕事に行かなければいけない時にこの靴で出社したのですが、足が濡れることは全くありませんでした。ゴアテックスのおかげか足の蒸れ際もあまり感じません。

この機能性、ゴツイ見た目、男心をくすぐりませんでしょうか。ソール部分はビブラム社のKLETTERLIFTを使用しています。そのためかなりのグリップ力がありとても滑りにくくなっています。ソール自体の減りはクリスティーソールなどと比べると少し早いと思います。

素材がレザーでゴツイ見た目のマウンテンシューズということもありシューズ自体の重さはかなりずっしりとしています。足を組んだりすると靴の重みをかなり感じます。ですが履いてしまえば不思議と歩きやすいですね。

サイズについて。筆者は24.5cmですが、マウンテンライトではワンサイズ上の25cm(7)を履いています。もともとインソールが付属していないので、ジャストサイズで履くよりも中にインソールを1枚入れて履いた方が良いためです。インソールの有無でサイズをジャストサイズにするかワンサイズアップするかを決めると良いと思います。

以前はダナー直営店があったのですが、現在はABCMARTに買収されてしまっているためABCMARTの店頭や通販で入手しましょう。メーカー希望小売価格は税込5万9400円です。ソールの交換などをしたい場合はABCMARTの店頭でお願いすることができます。

まーしー

この記事を書いた人

まーしー

身長165cm 体重65kg 靴24.5〜25.0cm

人と被るのが嫌で、どこかしらで個性を出したい。土日しか私服が着れない28歳、東京生まれ東京育ち東京在住。