ユニクロのSPRZ NYドライEXフルジップパーカは機能とデザインが両立した逸品

カバンのスペースに余裕があるなら、薄手のパーカは常に持ち歩いていて損のないアイテムです。特に暑い季節だと、外が暑ければ暑いほど、飲食店などで「冷房でキンキンに冷やすのが正しいおもてなし」と言わんばかりの空調になっている店も少なくありません。

そんなところに長居しようものなら、汗が冷えて風邪を引きかねません。そこで今回は、カバンに入れてもシワにならず、それでいてデザイン的にも「ただの冷房対策」には見えない、実にコストパフォーマンスの高いパーカをご紹介します。

“オシャレ”の観点から優れたデザイン

今回ご紹介するパーカは、ユニクロがニューヨーク近代美術館とコラボした「SPRZ NY」シリーズのもの。フィンランド出身のニコ・オルマというアーティストの、“光”をテーマにした作品がデザインのモチーフになっています。光が描き出す幾何学模様が、ユニクロの定番アイテムであるベーシックな「ドライEXフルジップパーカ」に個性的なデザイン性をもたらしています。

ユニクロのパーカと言えば、首周りの作りに定評があります。つまり、襟元の立ち上がりとフードのボリューム感で、ジップを上げた時に“小顔”に見える効果が強調されるのです。

そしてこのパーカも、その作りをしっかりと踏襲しています。生地自体が柔らかめなので、フードが特段立ち上がるわけではないのですが、襟元だけはしっかりとした張りがあるので、結果として首周りのボリューム感はしっかりと確保されています。

ジップの色は柄と同じです。柄自体は“地味”とは言いがたいですが、ランダムな線だけで構成されているので子どもっぽさはなく、大人が着ても違和感はありません。

ジップについて難を申し上げれば、ダブルジップになっていない点くらいでしょうか。生地が柔らかいこともあり、締めた時に気をつけないと腹まわりがたるんで見えることがあるので、裾は下に引っ張って、すっきり見えるようにしたいところです。

用途次第で考えたいサイズ選び

このパーカ、本来的にスポーツで使用することを目的としているためか、ややタイトな作りになっています。筆者は身長178cmで体重64kgなのですが、上半身は細身なので、通常のユニクロのアイテムであれば大概Mサイズでほぼピッタリです。ランニングなど、スポーツシーンでの使用を前提とするのであれば、タイトにフィットしていた方がわずらわしさはないので、Mサイズで良いかとも思います。

しかしこのパーカを“街着”として羽織に使うのであれば、Lサイズの方が望ましいな、と感じました。ジップを最上部まで引き上げた時の首周りのゆとりや、羽織に求めたいリラックス感という観点で言えば、Lサイズの方がしっくりくるのです。

アームホールもかなり細めの作り。生地が柔らかい上に伸縮性があるため、窮屈に感じることはないと思います。

ただし、袖丈や肩幅の寸法の差異は考慮すべきところ。もし秋以降、ジャケット等の下にこのパーカを入れる前提であれば、筆者の場合はMサイズを選んだ方が良いようです。Lサイズでは袖が余って不恰好に見えてしまうでしょう。ただし単体で羽織る分には、袖口がゴムになっている点も踏まえ、特に袖が余って困る、ということはなさそうです。

ユニクロにおけるシャツの丈が総じて長めであるのに対して、このパーカの身丈はやや短めです。これも本来的にスポーツシーンでの使用が前提となっているからでしょう。筆者の場合はMサイズでベルトラインの下あたり。両脇にスリットが入っているわけでもないので、インナーに丈の長い大きめのシャツを入れようものなら、左右がぐしゃっと折れて不恰好になってしまうので注意を要します。ジャストサイズのカットソーぐらいが無難なところでしょう。

繰り返しになりますが、街着としての汎用性を確保するのであれば、やはり通常よりもサイズを上げて(筆者であればLサイズ)、ゆったり羽織るのが望ましいようです。

シワにならず肌あたりの良い生地

続いて、生地についてです。素材はポリエステル100%。吸水性は特に無いですが、速乾性があり、汗をかいてもすぐに乾いてくれるのはありがたいところ。そして折りジワができないので、カバンに突っ込んでおいて、必要であればさっと羽織ることができる、という使い勝手の良さが魅力的です。

一方で難点が2つ。1つは生地の問題と言うよりもデザインの問題と言うべきかも知れませんが、裏地が写真の通り、白いのです。つまり前のジップを開けて着用した時に裏地が見えると、特に筆者が選んだNAVYの場合、表裏の色の落差が大きく、若干安っぽい印象になってしまいます。

もう1つは毛玉ができやすい点。摩擦に弱いようで、小さな毛玉が生じがちです。普通に水洗いできますが、洗濯の際は裏返してネット使用が必須です。また、普段の着用に際しても、リュックのように摩擦の機会が多いものとの併用は避けたほうが良いでしょう。

あと、「カバンに突っ込んでおいて」と上述しましたが、筆者がこのパーカを持ち歩く際には、布製のバッグインバッグの中に入れております。カバンの中にダイレクトに放り込んでおくと、カバンの中の本やサイフの金具などと摩擦が生じる可能性があるためです。

用途と好みで選びたい、いずれも魅力的な4色展開。


http://urx3.nu/KDiR

カラバリはユニクロ表記で「00 WHITE」「03 GRAY」「67 BLUE」「69 NAVY」の4色。完売しているサイズが多いのは「03 GRAY」と「67 BLUE」です。「03 GRAY」は特に、ベースこそグレーですが、ランダムの模様がトレンドのネオンカラー(イエロー)であることが人気の理由なのかも知れません。「ユニクロ」通販サイトのコメント欄にもあるように、アウトドアで着用すれば緑に映えそうです。

ただ、街着で使うなら、コーディネートに採り入れやすいのは「00 WHITE」「69 NAVY」のいずれかではないかと思います。筆者が選んだのは「69 NAVY」ですが、ブラックやグレー、ネイビーのいずれのパンツと合わせてもスマートな印象です。どちらもサイズは限られてはいますが、ご自身のサイズが残っているようであれば、是非お手にとってお試しいただきたいところ。

価格は定価で2990円(+税)ですが、筆者執筆時点(2018年7月17日)で1990円と値下げになっています。

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EQ03

この記事を書いた人

EQ03

身長178cm 体重64kg 靴27.0cm

洋服を“食”と共に、「コミュニケーションを最適化するためのツール」と位置付けています。物産展マニア。国内外を問わず、地域・人に根差した物語性のあるモノ・コトに惹かれます。コーディネートはワイルドよりもきれいめを。