メンズでもスカーフを巻くべし!フィオリオ×ユナイテッドアローズ記念アイテムがおすすめ

春夏ものがお店に並び、気温が上るにつれてだんだんアウターを着る機会がなくなってきます。しかし、そうなるとコーディネートが単調になりがちです。トップスとボトムスだけのワンツーコーデではどうしても幅が広がりません。そんな時は、小物を追加することでコーディネートに変化をつけましょう。

中でもおすすめはスカーフ。首元にサッと巻くだけで、目立つ顔周りが変化し印象をガラッと変えることができます。また多少の色柄モノでもトップスやボトムスに比べて面積も少ないので悪目立ちもせず、さらに巻き方や見せ方の調整で主張具合も調整可能ですので大変重宝します。

そこで今回はエレガントな色調と柄使いに定評のある、fiorio(フィオリオ)の「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)<fiorio(フィオリオ)>70th SCF(スカーフ)」をご紹介します。

柄モノだけど大人っぽいアイテム

fiorioはイタリアを本拠地におくシルク生産企業のファクトリーブランドです。原料生産からデザイン、製造まで一貫した生産体制を背景に高品質で安価な製品を提供しています。

また歴史も古く、名だたる大手メゾンブランドの生産を手がけていただけあって膨大なアーカイブを持っており、デザイン面においても評価が高いブランドです。こちらはfiorioの創立70周年を記念してデザインされたスカーフ。

7種類の展開で発売され、それぞれテーマカラーがあり、どれも上品な柄と絶妙な色づかいです。やや地味なコーディネートでもサッと合わせるだけで着まわしに変化をつけることができます。

(70周年記念ロゴ)

私が選んだのは“ホワイト”と表記されたものですが、とはいっても白はふち取りの部分だけで、赤、青、緑、黄と多彩な色がブロック状に配置されたプリントが施されています。

(全体像)

こんなに多彩なカラーを使ってしまうとうるさい印象になりがちですが、全体的に白を混ぜて柔らかくしたような、トーンを抑えた淡い色調で統一されていますので、デザインは主張がありながら大人っぽい洗練された印象も保っています。

高級な素材感とボリューム感たっぷりな大判な作り

シルク仕立ての生地はとても艶たっぷりで、その上サイズは標準よりさらに大判(89×89cm)となっており大変贅沢な作りです。

(同じfiorioの標準的なサイズとの比較)

また作りもしっかりしており、ふち縫いも手仕上げかと思いますが、細部まで高級感のある作りになっています。

(艶たっぷりな生地とふち縫いの状態)

大判なので、ふわっと軽く巻くだけでボリューム感が出ますので、このようにシンプルなスタイルもたちまち粋なコーディネートに変貌します。

(コーディネートへの取り入れ例)https://goo.gl/SZZJa5

また細くクルクルと巻いて結んだり、スカーフリングを通して、襟首の下に入れてあげれば、首元からのチラ見せとして使うこともできます。少々ボリュームがありますが、薄いカットソーでなければそうそう嵩張ることはないでしょう。春先のロンTやスウェット生地のものなどでしたら問題ないかと思います。

柄の見せ方でコーディネートの色づかいに合わせる

こちらのスカーフどの柄も上品なのでご自分のワードローブのメインカラーに合わせてあげれば、使い回しがかなり効くかと思います。なかでもこのホワイトは多彩な色づかいとなっていますが、巻き方や結び方で色を固定した見せ方ができます。

(色を暖色系の黄色系統だけが見えるように巻いた状態)

その日のトップスやボトムス、靴、ソックスなどと色づかいを合わせて見せるという使い方をすれば、さらに使い勝手は上がるかと思います。

スカーフはユナイテッドアローズのアウトレットがおすすめ!

実はこの商品、昨年発売されたものです。セールを待っていたところ販売終了となってしまい、店舗もオンラインにも扱いがなくなって買い逃してしまいました。今年調べてみたところ、通常のオンライン扱いではなくアウトレットのカテゴリに分類されて再販されていました。

ユナイテッドアローズのショッピングサイトでは、通常の検索ではアウトレット商品は引っかからず、アウトレットカテゴリを指定してから検索すると商品が候補にあがります。また価格は63%オフと大変お得に購入することができました。

なおこちらの商品、現在オンラインでは取り扱い停止となっておりますが、アウトレットの実店舗ではあるかもしれません。またFIORIOのスカーフは他にもアローズでは販売されており、セールがかかっていたり、アウトレットもあるようです。

残念なことにスカーフを取り入れる男子はまだまだ多くありません。なので良品が出ることも少ないのですが、例えあったとしてもやはりそこそこ値が張るので売れ残ってしまうというのが現状です。このサイクルが続くとますます良品が出なくなってきそうですが。

多くの人がやってないからこそ他の人とは違ったアプローチの着こなしができ、それがオシャレという評価に繋がります。ぜひこの春、スカーフをコーディネートに取り入れてみてください。