みなさんはお仕事の時、何を履かれていますか? ほとんどの方は「革靴」ではないでしょうか。
ビジネスマンにとって革靴とは、まさに勝負靴といっても過言ではないでしょう。しかし「革靴なら履いてるし、みんな一緒でしょ?」としてしまうのはもったいありません。
今回はそんな革靴の中でも、一風変わった、でもとびきりお洒落なジャランスリワヤの「ホールカットシューズ」をご紹介いたします!
コスパ最高!? 今注目の「ジャランスリワヤ」

ジャランスリワヤは昨今大注目の靴ブランドです。創業者はイギリスで靴の、そしてフランスでレザーの修行を積み、2003年に開業してから今日まで「エルメス」をはじめとした高級ブランドのOEMも手がけています。
「ハンドソーンウェルテッド製法」という作り方を一貫しており、日本でもリーガルなどで多く知れ渡っている「グッドイヤーウェルテッド製法」の源流となったものです。このように製法がしっかりしていながらも、インドネシアで作られているため、欧米諸国産のブランドよりも安く、それでいながら遜色のないクオリティで注目されています。
(ジャランスリワヤ公式ウェブサイト https://goo.gl/oLgD9U)
デザインがないこと、それがデザイン
今回は、そんなジャランスリワヤの中でも、グリーンレーベルリラクシングとのコラボ商品である「ホールカットシューズ」をご紹介いたします。
そもそもホールカットとは、一言でいってしまえば、一枚の皮革で作った靴のこと。通常の革靴は2枚以上の皮革をつなが合わせて作られていますが、こちらは一枚の皮です。
靴という複雑な構造のものを一枚の皮革で作るのは、当然卓越した技術が必要で、その分コストもかかります。そのことからも「ホールカット」の靴自体が希少だということがお解りいただけるのではないでしょうか。
そしてもう一つの特徴が、シンプルなデザインです。通常の革靴は、プレーントゥもしかりウィングシューズも同様に、飾りがついているものが多いかと思います。
参考画像 ジャランスリワのウィングチップシューズ https://goo.gl/5pkqD8

よりドレッシーに着飾りたいとき、人よりほんのわずかに個性を主張したい時には、抜群の威力を発揮してくれるのがこの「ホールカット」です。
ただし、エイジングには要注意!?
ただしこの「ホールカット」、デザインがないことがデザイン、というのは間違いありませんが、本革なので当然履きジワがついていきます。そのため、数回履いていくうちに「あれ、なんだか最初に買ったイメージと違うな」と思うこともあるでしょう。
この履きジワが結構厄介で、左右対称に現れません。購入される際には、こうしたシワが入っていくものだという認識を忘れないようにしましょう。
もともとデザインが入っていない分、シワが目立ちます。こちらが購入後、半年経過の写真です。

しかし、逆に言いますと、自分で育てがいのある靴だとも考えられます。履きジワとは、つまり自分の歩いた軌跡。レザー好きな方、靴が好きな方、自分だけの世界でたったひとつの相棒を探したい方にはピッタリでしょう。
現在入手困難!? 店頭に急げ!

靴の大きさの表記はヨーロッパサイズなので、43で約27.5cmです。しかし、筆者の靴サイズは基本27.5cmなのですが横幅(wise)が少し狭いDなので、43ではなく、41(約26.5cm)を購入しました。横と縦は人それぞれなので、実際に履いてからのご購入をお勧めします。
ちなみに今回ご紹介した靴は3万2400円(税込)。「ホールカット」の代名詞であるベルルッティは20万円を優に超すことから、相当お買い得であるかと思います。ですが、こちらオンラインではすでに在庫切れでページが削除されている模様。札幌店のグリーンレーベルにはまだ在庫があったため、早めにお近くの店舗へ足を運ばれることをお勧めします!
カジュアルな要素に、一点のドレスさを。
長年続いたストリートの流行が終わりの兆しを見せ、ドレッシーな装いが復権しそうなこれから。こうした革靴はもちろんスーツスタイルとの相性もいいですが、普段使いにもおすすめ。
ジーンズ、tシャツ、コーヂュロイジャケットというカジュアル一辺倒な合わせでも革靴を持ってくることによって引き締まった印象になります。まだまだ暑さが残る季節、一味違った革靴を取り入れて見るのはいかがですか?

※売り切れのため代替品