マルジェラのペインティングクラッチバッグを中古で買ってみた結果!

ハイブランドの代表格であるメゾンマルジェラ。筆者のようなサラリーマンにはなかなか手が出ないブランドです。しかしクラッチバッグのような小物で、さらに中古で良品を見つけることができれば、ハイブランドの魅力をお手頃な価格で余すことなく楽しむことができます。

とくに、一目でわかるロゴや、マルジェラのようにアイコンともいえるペインティングがあるとその効果は一目瞭然です。筆者はこのクラッチを見た瞬間に、本当に一目惚れしてしまいました。しかも定価約4万円のものを、中古なので2万円で購入することができました。

マルジェラであることを強力に自己主張するペインティングとタグ

特徴的なペインティングは、実に絶妙なバランスで施されています。シンプルデザインのスクエアな本体に、派手過ぎないのに強力な主張をしてくれます。色は青、水色、黄色、白が使われています。ドットの大きさや密度も実に絶妙で、コーディネートが地味だなと感じた時も、このクラッチ一つで印象を大きく変えることが出来ます。ペインティングにはどのような染料が使われているかは不明ですが、現在のところ使用によるひび割れや摩耗によるハゲは見当たらず、耐久性は意外と高いです。

マルジェラと言えば、数字が列記されたタグです。ナンバー11は、「2005年の秋冬から登場したアクセサリーライン」を意味しています。海外ではタグを外すのが「粋」とする人もいると聞きますが、筆者にはその勇気はありません。

素材感や使い勝手は?

見ての通りマチは全くありませんので、荷物は入りません。全体のサイズが縦27㎝、横35㎝でいわゆるA4サイズですが、クラッチバッグに書類を入れて持ち歩くなんてことは滅多に無いので、こんなに大きくなくてもいいのに……と筆者は思っていたのですが、マチの無いスマートなクラッチをスマートなまま使うには、このサイズが必要であることが使ってみて初めてわかりました。このくらいサイズに余裕があると、多少膨らんでも見た目が極端に変わることはありません。

使用されているレザーは、手触りが非常に滑らかなカウレザーが使用されています。滑らかであるが故にとても柔らかくデリケートなため、うかつに傷などを付けないよう丁寧に使いたいところです。また柔らか素材のため本体下部を抱えるように持つと、型崩れの原因となります。そのため筆者は上部をつまむように持つようにしています。色は若干ネイビー寄りのブラックです。

ジップはYKKのものが使われています。購入前このジップがあまりにも硬かったため、購入を一瞬ためらってしまいました。しかし購入後ミニ四駆用のグリス(筆塗りタイプ)を極微量塗布し、何度もジップを開閉した結果、普段使いでは不便の無いレベルまで動きは改善しました。

内側はポリエステル製の裏地が張られていますが、ポケットなどは一切無い極めてシンプルな構造です。とは言え前出の通りマチが全く無いのであまり多くの物を入れることは無いので、ポケットが無くても特に不便はありません。

最後に

ハイブランドのアイテムは流行の先端を行くことが多く、ファッション感度が高くない層には理解してもらえないことがあります。しかしこのクラッチはそう言った層にもウケが良いこともポイントが高いです。あまり多くの物は入りませんが、財布+スマホ+αくらいは十分収容可能です。荷物の少ない時のお出掛けはもちろん、大きなバッグのサブバッグとしても便利な容量です。持っているだけでコーディネ―トを格上げしてくれるクラッチバッグなので、一度はぜひ、挑戦してもらいたいアイテムです。

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