普段、荷物はなにを持ち歩いているでしょうか? 男性であれば財布とスマートフォン、キーケースぐらいだと思います。春夏で薄着の季節、近所をフラッと散歩したり、コンビニやラーメン屋へサクッと行くときに、リュックや一ショルダーバッグでは大きすぎて邪魔です。
しかし、カバン無しでは長財布の扱いにも困るし、どうにも心もとない。そんなときにはサコッシュバッグが便利です。
斜め掛けしてコーディネートがしっくり来なくても、肩がけや手持ちに持ち替えれば、どんなファッションに合わせてもすんなりと馴染む便利なバッグがあるのです。
気になる収納力は
今回紹介するアイテムは、F/CE.(旧ブランド名:フィクチュール)のF/CE. エックスパックサコッシュLです。サイズは縦(約)19×横(約)27cm マチ(約)2cm 。
早速、中にどれだけ入るか確認していきましょう。 ポケットは前とメインの2箇所。メインの中にメッシュポケットがあります。

ホワイトハウスコックスの三つ折り財布、モバイルルーター、鍵、撮影に使用したiPhone Xを入れて容量全体の70%になります。
(前ポケット)
(メインポケットと中のメッシュポケット)

サコッシュは自転車に乗車したまま利用するカバンが源流です。その為、軽くて扱いやすい点が特徴。また、ショルダーストラップの長さも約90~125cmと調整可能で素材はシートベルト状のものなので服に傷がつくということがありません。
艶のあるカットソーやニット素材に摩擦の大きいショルダーは意外と服にダメージを与えるので、気になる方は多いと思います。しかし、この素材であれば、サマ―ニットにサコッシュを掛けてその上からアウターを羽織ってコーディネートすることも簡単にできます。
聞きなれない言葉、エックスパックとは?
商品名にもなっている「エックスパック」とは、アメリカのセイルクロス(帆)のシェア世界ナンバーワンである特殊素材メーカー、DIMENSION-POLYANT社が開発した防水性素材です。
表生地70デニールのリップストップ生地に糸と裏生地の素材を貼り合わせた3層構造になっています。
https://goo.gl/rh4h3h
この防水生地は、いくら濡れてもへっちゃらでケアも楽チンな素材なのです。 ……といって、通販サイトに掲載されているウンチクを述べられても本当なのか疑問ですよね? そこで防水テストをやってみました。
防水テスト
濡れると色が濃くなる杢グレーのTシャツを2ポケット分用意しました。

2枚のTシャツを前後に入れます。

実際に雨が降ったと想定して、シャワーで30秒間ザッと水をかけます。


なんという事でしょう! まったく濡れていません。ボーダーTシャツの一部についてしまったシミは筆者の手に少し水がついたまま触ってしまったせいなので気にしないでください。
エックスパックの生地自体には防水機能があり、ポケット部分は止水ジップが採用されているので水の侵入を許しません。カバン生地の縫目部分は裏側をシームテープで止めているわけではないのですが、漏れていませんでした。
安心して梅雨や台風などの天候不良や、フェスなど春夏の遊びにも使えると思います。
止水ジッパーに難あり?
しかし、いい点ばかりではありません。デメリットは止水ジッパーが開けにくいことです。しかし、解消法があります。 ジッパーの引き手に紐をつけることです。
紐やなるべく目立たない黒色の紐がオススメですが、丸カンなど用途に合わせてカスタムするのも楽しいでしょう。筆者はアウトドア小物の紐をつけました。 とたんにジップが引きやすくなり、便利に早変わりしました。
価格は8100円(税込)でここまで濡れても使えるサコッシュはまさに便利の一言。カラーはホワイトとブラックがあり、他にもエックスパックシリーズはF/CE.よりリリースされているので、用途にあわせて使うといいでしょう。
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